ロジザード<4391>は9日、同社が提供するクラウド倉庫管理システム(WMS)「ロジザードZERO」のクボタ産業への導入事例を公開した。
クボタ産業は熊本で食器のレンタル事業を行っており、取り扱う食器は2,500種類、25万点以上に及ぶ。販売ではなくレンタルである特性上、貸出しや返却が日々繰り返されることに加え、割れ物の品質チェックなどイレギュラーな運用が多数必要になる。今回、在庫を管理できるシステムを検討する中で、レンタルという特殊な運用に対しての柔軟な対応や、導入時の支援、365日のサポート体制を評価し、「ロジザードZERO」を採用した。
本導入により、今まで毎回行う必要があった「在庫数の確認」と「商品がどこにあるのかを探す」作業がなくなり、元々1件の商品を探し出すのに80分かかっていたところ、8分まで短縮、つまり9割近い削減効果が生まれている。システム導入によってデータに基づいて営業戦略が立てられるようになったほか、人員の増減や適材適所の配置の見直しが進んだこと、ヒューマンエラーがほぼ無くなったことも、特筆すべき効果だと評価を得ている。