金吾財訊 | 第一上海は、中国水務(00855)の23/24会計年度の業績に関する報告を発表しました。報告期間中、同社収益は前年同期比9.4%減の128.6億香港ドル、当期純利益は前年同期比16.1%減の25.9億香港ドル、為替レートの影響を除いた調整後純利益は前年同期比4.0%減少となりました。業績低迷の原因は、非コアビジネスの収入減少と、都市給水や環境保護事業の接続・建設サービス収入の減少によるものです。
同行は、23/24会計年度の業績が低迷しているものの、同社の供給水、直飲み水、環境保護を含むコアビジネスは引き続き安定的に成長していると指摘しています。同社の水供給と環境保護部門で約80万トンの容量を有するプロジェクトが相次いで試験生産段階に入るにつれ、同社の将来的な資本支出は明らかに減少する見通しであり、同社の財務構造とキャッシュフロー状況はさらに改善されるでしょう。供給水価格の調整、環境保護プロジェクトの建設および投入、直飲み水市場の急速な成長は、同社のコアビジネスに安定的な成長をもたらすために、確実性をもって貢献するものと予想されます。
同行は、今後3年間の当社親会社の純利益をそれぞれ1.70/1.93/2.12十億香港ドルと予想しています。目標株価は6.58香港ドル、2024/2025会計年度に相当するPER7倍と評価され、買いの評価を維持します。