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日経平均は575円安でスタート、ディスコやソフトバンクGなどが下落

Fisco ·  20:41

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;40521.71;-575.98

TOPIX;2881.05;-34.16


[寄り付き概況]

18日の日経平均は575.98円安の40521.71円と続落して取引を開始した。前日17日の米国株式市場では、ダウ平均は243.60ドル高の41198.08ドル、ナスダックは512.41ポイント安の17996.93で取引を終了した。利下げ時期の不透明感に寄り付き後、まちまち。住宅着工件数が予想以上に増加しソフトランディング期待を受けた買いにダウは大きく上昇し、終日堅調に推移。連日過去最高値を更新した。一方、ナスダックは半導体関連株が売られ、大幅安となった。

今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2.7%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が6.8%下落と大幅に下げたことが、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=155円60銭台と、昨日15時頃と比べ2円40銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、日経平均は依然、短期的な高値警戒感が意識され、利益確定売りが出やすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が6日続伸したことが、東京市場の株価の支えとなった。また、米長期金利が弱含みの動きとなっていることも東京市場の安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の貿易収支は2240億円の黒字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は2440億円の赤字だった。今日は、カドス・コーポレーション<211A>が東証スタンダードに上場した。

セクター別では、輸送用機器、電気機器、機械、精密機器、金属製品などが値下がり率上位、鉱業、電気・ガス業、海運業、石油石炭製品、パルプ・紙などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、スクリーンHD<7735>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、レーザーテック<6920>、TOWA<6315>、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、三井E&S<7003>、HOYA<7741>、日立<6501>などが下落。他方、ニトリHD<9843>、メルカリ<4385>、INPEX<1605>、三菱UFJ<8306>などが上昇している。

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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