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タイの病院で検査サービスを提供しているバイタルライフが、NECグループの疾病リスク予測を可能とする血液検査サービス「フォーネスビジュアス」を採用

NEC ·  07/17 11:00

2024年7月18日
VitalLife Scientific Wellness Center
日本電気株式会社

東南アジアで最大規模の私立病院であるタイのBumrungrad Internationl Hospital(注1、以下 バムルンラード病院)の子会社で、各種検査サービスを提供しているVitalLife Scientific Wellness Center(以下 バイタルライフ)は、NECグループの疾病リスク予測を可能とする血液検査サービス「フォーネスビジュアス(FonesVisuas Test)」を採用し、同病院の検査サービスとして提供を開始しました。フォーネスビジュアスが海外の大規模病院に採用されたのは初めての事例となります。

バムルンラード病院の子会社で検査サービスを提供するVitalLife Scientific Wellness Center(バイタルライフ)

生活習慣病や認知症患者は世界中で増加傾向(注2)にあり、また多くの国で死因の上位を占める悪性腫瘍(がん)や循環器系疾患(注3)は、罹患後の治療や後遺症により患者と家族の負担となっています。さらに、これらにともなう医療費の増加や医療従事者の不足も問題となっています。
バムルンラード病院はNewsweekの世界優良病院に4年連続(2021年~2024年)選出されており、タイだけでなく世界中から患者を受け入れ、先進的な治療や様々な検査サービスを提供しています。
バイタルライフは同病院において、遺伝子検査により誕生時点で持つ固有の疾病リスクを予測するサービスを提供しています。今回採用したフォーネスビジュアスは、少量の血液から日々変化するタンパク質を解析することで現在の体の状態を可視化するとともに、認知症、心筋梗塞・脳卒中、肺がん、慢性腎不全などの疾病に数年以内に罹るリスクを予測するサービスです。バイタルライフは既存の遺伝子検査サービスと組み合わせることで、病気には至らないが健康な状態でもない「未病」の方に対して、生活習慣の改善指導をすることで罹患する未来を回避させ、人々の生活の質向上を目指します。
NECは今後、フォーネスビジュアスをAPAC地域を中心に海外で拡販し、世界的な医療の質の向上に取り組んでいきます。

以上

  • (注1)
    所在地:タイ・バンコク、CEO:Artirat Charukitpipat, Ph.D.
    バムルンラード病院について:big
  • (注2)
    WHO:「Noncommunicable diseases」(big)、「Dementia」(big)
  • (注3)
    OECD iLibrary:「Main causes of mortality, Health at a Glance 2023: OECD Indicators」 (big)
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フォーネスビジュアスについて

URL:big

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC ヘルスケア・ライフサイエンス事業部門
ライフスタイルサポート統括部
E-Mail:fonesvisuas_global@lss.jp.nec.com

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