海通国際証券は、中国建築国際の2023会計年度の資本金回報率(ROE)が15.3%に達したとの研究レポートを発表した。純利益は純正味益利に相当するとのことであり、現金流入はプラスに転じ、5億香港ドルに達した。管理陣はROEや事業運営に関する現金流の改善を信頼していると語っている。MiC技術(組立合成建築技術)に関連したプロジェクトが香港とマカオ地区のビジネス成長を推進しており、それに加えて都市部の開発も新しい商業契約を引き寄せている。グループは2024会計年度の目標契約額を2100億香港ドル以上と定め、純利益は二桁台の成長を維持し、配当比率は約30%を維持するとともに、テクノロジー関連ビジネスの比率は50%以上になる見込みである。
同行は、中国建築国際の2024年から2026年の収入がそれぞれ年率14%、15%、11%で増加すると予想し、目標株価を14.7香港ドルに引き上げ、「市場平均を上回る」との評価を維持している。