最近、国際環境保護団体グリーンピース（Greenpeace）が「緑のクラウド2024」報告書を発表し、中国の25のインターネットクラウドサービス企業とデータセンター企業の再生可能エネルギーと炭素中和のパフォーマンスを評価しました。万国データは、再生可能エネルギーの使用、情報開示と環境ガバナンス、炭素中和などの分野において、突出した進展を遂げて、連続2年データセンター企業のランキングで1位にランクインしました。
緑のクラウド2024-企業ランキング表の概要（データセンター）
低炭素化の転換と算力アップグレードの交差点に立ち、緑電力の消費を加速し、緑・低炭素のデータセンター建設を推進し、インターネット技術企業の中心的な競争力になるよう努めます。
「緑のクラウド2024」は、情報開示と環境ガバナンス、炭素中和の目標と行動、再生可能エネルギーの目標と行動、影響力の4つの側面から企業の気候パフォーマンスを総合的に評価することに基づいています。業界をリードする力、市場における競争力、一般市民に与える影響力などの原則に基づいて、業界すべてがより低炭素で持続可能な開発モデルに向けて歩みを進めるための参考資料となっています。
今年度の選考では、主要な25のインターネットクラウドサービス企業とデータセンター企業を選考し、クラウドサービス企業の場合、2023年上半期の中国公有クラウドIaaS市場シェアに占める割合が52%以上の企業、データセンター企業の場合、2022年の市場シェアが60%以上の企業を選考し、現在の中国のインターネット技術企業の炭素中和のパフォーマンスを代表する模範的な力を誇ります。
万国データは、再生可能エネルギーの使用比が30%以上であり、テンセント、バイトダンスなどと並び、2030年以前に100%の再生可能エネルギー利用目標を設定した8つの企業の1つであり、再びデータセンター企業のランキングで1位に輝きました。
万国データはこれまで3年連続でESG報告書を発表し、オペレーションの碳中和と100%の再生可能エネルギー利用目標を2030年に達成することを国内初のデータセンター企業として公約しました。
同社は、多様なエネルギー代替戦略の実施、イノベーティブな技術の規模化応用の強化などを通じて、再生可能エネルギーの使用比率とデータセンターのオペレーション効率の向上を推進し、緑色のデータセンターの建設、積極的な緑電力取引の参加、バリューチェーンの協調強化などの手段を組み合わせて、データセンター全体の炭素排出を減らし続けています。
2023年には、万国データの再生可能エネルギーの使用比率は38%に向上し、総使用量は1,809GWhに達し、35のデータセンターが100%の緑電力をカバーし、41のデータセンターが緑色のデータセンター認証を取得し、最適な年間PUEは1.15に達します。同時に、同社は、燃料電池、エネルギーストレージ、液冷、フロン系ポンプシステムなどの技術の研究開発と応用を継続し、緑色の設計とオペレーションを強化しています。
AI時代に向けて、同社は、緑電力の使用をさらに高め、データセンターのオペレーションと省エネの表現を最適化し、碳中和と再生可能エネルギー利用目標を着実に推進して、業界を緑色かつ低炭素化に導きます。