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ホタテの廃棄貝殻からできたブルーカーボンテトラポッド「HOTATETRAPOD(ホタテトラポッド)」を発表

清水建設 ·  07/18 11:00

世界的な「砂不足問題」解消に向け、廃棄貝殻を砂の代替素材に。

ホタテの廃棄貝殻からできたブルーカーボンテトラポッド
「HOTATETRAPOD(ホタテトラポッド)」を発表
砂の使用量が約50%も削減可能に

7月20日から開催される「さるふつ観光まつり」で初お披露目

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北海道猿払村(村長:伊藤浩一)、猿払村漁業協同組合(代表理事組合長:沖野平昭)、株式会社ササキ(北海道猿払村、代表取締役社長:佐々木正明)、清水建設株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:井上和幸)、甲子化学工業株式会社(大阪府大阪市、代表取締役:南原在夏)、株式会社不動テトラ(東京都中央区、代表取締役社長: 奥田 眞也)、日本国土開発株式会社(東京都港区、代表取締役社長:林 伊佐雄)および株式会社TBWA HAKUHODO(東京都港区、代表取締役社長兼CEO:内田渉)は、水産系廃棄物のホタテ貝殻を再利用した、ブルーカーボンテトラポッド※1「HOTATETRAPOD」を発表し、2024年7月20日から猿払村で開催される「第50回さるふつ観光まつり」にてお披露目いたします。

  • 1「テトラポッド」は不動テトラの登録商標

HOTATETRAPOD(ホタテトラポッド)は、テトラポッドに使用する砂の代わりに猿払村のホタテ貝殻を使用することで、砂の消費量を50%まで抑えたサステナブルなテトラポッドです。生物模倣(バイオミミクリー)の考えに基づき、ホタテ貝殻から着想を得たリブ構造をデザインに採用することで、海藻がつきやすくなるため、魚介類の餌場となるだけでなく、海中の炭素を吸収するブルーカーボンの増大を実現しています。まさに、海にも地球にも優しい環境配慮型テトラポッドが誕生しました。
2024年7月20日から猿払村で開催される「第50回さるふつ観光まつり」でお披露目し、HOTATETRAPODは北海道猿払村に記念碑として設置します。2024年度以降は、北海道オホーツク地方の海岸に設置をするための体制作りをしていきたいと考えています。

我々プロジェクトチームは、これまで培ってきた建築技術を活かし、ホタテ貝殻を砂に代わる重要な資源として捉え、サステナブルな取り組みをより一層推進してまいります。

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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