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東南アジアで持続可能な海藻養殖と機能性原料の開発に取り組むSeadlingに出資

当社は、様々な課題に向き合うことでイノベーションを起こし、より豊かな社会の実現を目指すプロジェクトである「OPEN UP! PROJECT」の一環として、持続可能な海藻養殖と海藻機能性原料の開発に注力するシンガポールのスタートアップ企業Seadling Pte. Ltd. (本社:シンガポール、創業者/マネジング・ダイレクター:Simon Davis、以下「Seadling」)に出資しました。
なお、「OPEN UP! PROJECT」を通じて出資した案件としては、本件で8件目となります。
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(左)海藻養殖の様子 (右)Seadlingが開発する海藻機能性原料

Seadlingについて

Seadlingは2018年に設立されたスタートアップで、東南アジアの海藻が持つポテンシャルを最大限に引き出すために、独自の孵化技術や発酵プロセスの開発、また地元コミュニティとの密接な協力を通じて、ペットフードやバイオスティミュラント※等に活用可能な高品質の機能性海藻原料を開発しています。東南アジアにおける持続可能な海藻養殖の構築とその利用機会の展開により、環境保護と地域社会の発展を両立させることを目指しています。
※バイオスティミュラント
植物や土壌に使用し、より良い生理状態を植物にもたらす、様々な物質や微生物あるいはそれらの混在する資材

今回の取り組みについて

Seadlingは、シードラウンドとして、総計200万ドルの資金調達を実施しています。この資金調達により、製造および養殖能力の拡張、主要人材の採用、製品開発の促進および地域社会への影響を拡大するコミュニティインパクトプログラムの充実を進めていきます。
当社は総合包装容器メーカーとして、容器を通じて人びとの暮らしやサプライチェーンを支えてきました。今回の出資によって、Seadlingをはじめとする他の共創パートナーと共に、海藻サプライチェーンの構築とその用途拡大へ貢献します。さらに、持続可能なアジアの海洋環境構築にも貢献してまいります。

東洋製罐グループのオープンイノベーションプロジェクト「OPEN UP! PROJECT」

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東洋製罐グループは、これまで時代によって変化する世の中の課題に対して真剣に向き合い、 「日本初の自動製罐」や「アイスクリームの紙コップ」、「世界初のレトルトパウチ」の発明など、容器のイノベーションに常に挑戦し続けてまいりました。そして今、人々が同じものを使い、食し、同じ生き方を求める「大衆の時代」から、それぞれが選んだ生き方を求める「個の時代」へと変化しています。その中で東洋製罐グループは、次の100年を創造するべく、大衆にとどまらない細かなニーズと一人ひとりが抱える課題に向き合うことでイノベーションを起こし、より豊かな社会の実現を目指すプロジェクト「OPEN UP! PROJECT」を発足いたしました。本プロジェクトを通じて、様々な社会課題解決に取り組んでまいります。

詳細は以下のPDFをご覧ください。
東南アジアで持続可能な海藻養殖と機能性原料の開発に取り組むSeadlingに出資(PDF)
■お問い合わせ先
・本取り組みに関して
東洋製罐グループホールディングス株式会社
シンガポール支店 田島(「OPEN UP! PROJECT」 事務局)
Mail:open-up@tskg-hd.com
・本リリースに関して
東洋製罐グループホールディングス株式会社
サステナビリティ推進部 コーポレートコミュニケーショングループ 中野利・柿本
TEL:03-4514-2026  Mail:tskg_contact@tskg-hd.com
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これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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