金吾財訊 | 石油セクターは逆行して上昇している。本稿執筆時点で、昆侖能源(00135)は2.35％、中国海洋石油(00883)は1.72％、上海石油化工(00338)は0.94％、中国石油化工(00386)は0.84％上昇している。
甬興証券によると、上流セクターでは、先週国際原油価格がわずかに下落した。週次データおよびEIA短期見通しデータからは、今後2年間、米国の原油生産量は増加し続けるものの、国際原油価格の重心は相対的に高い水準を維持し続け、上流石油・ガス会社にとって持続的に好材料になると予想される。また、石油サービスでは、北米の活動リグ数が前週比で低下し、前年同期比でより明確に低下した一方、OPEC加盟国の掘削プラットフォーム数は今年2Qに持続的に増加しており、中東地域ビジネスの拡大に対して好材料になっている。