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米商務省が発表したエネルギーと食品を除くFRB注目の米PCEコア価格指数、6月は前年比で2.6%上昇、前月から横ばいで2021年3月以来の低水準となったが、市場予想の2.5%上昇を上回った。
6月の個人消費支出は前月比0.3％増で予想と一致、5月は0.2％増から0.4％増に修正された。
実質消費支出（インフレ調整後）は前月比0.2%増と、予想の0.3%増を下回ったが、5月の0.4%増（改定前は0.3%増）に上方修正された。
データ発表後、市場の変動はほとんどなかった。 米国の主要3先物指数は上昇を維持し、米国債利回りは一時セッションの安値まで低下、10年物利回りは4.22％となった。
労働市場の冷え込みは、購買力の低下につながり始めている。6月の個人所得は前年同月比0.3％増と、5月の伸びの半分のペースとなった。 インフレ調整後の可処分所得の伸びは0.1%に鈍化した。
貯蓄率は3.4%に低下し、2022年12月以来の低水準となった。
ーmoomooニュースZeber
出所：Investing
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商務省が発表するコア個人消費支出（PCE）価格指数は、食品とエネルギーを除く、消費のために消費者が購入した財とサービスの価格変動を測定する。米国における購買動向やインフレを測定する重要な指標であり、米連邦準備制度理事会（FRB)が金融政策を決定する上で重視していることで知られる。予想より高い結果となれば米ドルにとって買い材料とされるが、予想より低い場合は米ドルにとって売り材料と解釈される。