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2025年3月期第1四半期連結累計期間の決算速報のお知らせ

SBIホールディングス ·  07/29 11:00

2024年7月30日
SBIインシュアランスグループ株式会社

当社及び当社グループの決算手続は未だ完了しておりませんが、当社株主をはじめ投資家の皆様に対して適時・適切な情報開示を積極的に行うため、当社グループの2025年3月期第1四半期連結累計期間(2024年4月1日~2024年6月30日)の決算速報(日本基準)を以下のとおりお知らせいたします。
なお、当社の2025年3月期第1四半期連結累計期間の決算発表は2024年8月8日を予定しております。

1.2025年3月期第1四半期連結累計期間 決算速報(日本基準)
2024年3月期第1四半期
連結累計期間(実績)
(2023年4月1日~
2023年6月30日)
2025年3月期第1四半期
連結累計期間(速報)
(2024年4月1日~
2024年6月30日)
経常収益27,908百万円30,916百万円
経常利益3,906百万円3,710百万円
親会社株主に帰属する四半期純利益2,152百万円2,050百万円
1株当たり四半期純利益86円71銭82円60銭

当第1四半期連結累計期間の経常収益は、保有契約件数が堅調に増加したことが主な要因となり、前年同期に比べ3,007百万円増加(前年同期比10.8%増加)する見通しです。一方、生命保険事業における責任準備金繰入額の増加などにより、経常利益は前年同期に比べ196百万円減少(同5.0%減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期に比べ101百万円減少(同4.7%減少)する見通しです。
生命保険事業においては、医療保険の一部について実施していた再保険の出再比率変更などによる責任準備金戻入額を一過性の要因として前年同期に計上していました。当第1四半期連結累計期間にはその一過性要因がないことから、同事業のセグメント利益は前年同期を下回る見通しですが、団体信用生命保険及び個人保険ともに保有契約件数の堅調な増加により、一過性要因を除く保険収支は前年同期に比べ547百万円増加するなど、堅調に推移しており、業容は着実に拡大しております。また、損害保険事業・少額短期保険事業についても着実な業容拡大を続けています。

<連結業績予想への影響について>
通期の生命保険事業のセグメント利益は、足元の順調な業容拡大に加え、当年度末において保険業法施行規則第69条第5項の規定に基づき積み立てた責任準備金について、将来収支の改善が見込まれるため一部取り崩しを想定していることから、前年度と同水準以上での着地を見込んでおります。また、通期の連結業績予想については、前述の責任準備金の取り崩しを含めて策定していることや、当第1四半期連結累計期間の連結業績が概ね当初予定どおりに推移していることから、2024年5月9日公表の「2024年3月期決算短信」に記載いたしました2025年3月期の連結業績予想値に変更はありません。

 上記の2025年3月期第1四半期連結累計期間の決算速報に記載されている情報は、本資料発表日現在において入手可能な情報を元に作成した速報値であり、確定値ではありません。2024年8月8日に発表を予定しております2025年3月期第1四半期連結累計期間(2024年4月1日~2024年6月30日)の決算数値は、様々な要因により、本速報値と異なる可能性があります。

2.事業別の概況
2025年3月期第1四半期連結累計期間(2024年4月1日~2024年6月30日)における事業別の概況は次のとおりであります。

(損害保険事業)
SBI損害保険株式会社は、中古車販売店「ガリバー」を運営する株式会社IDOMと連携し、事故により同社の修理工場へ入庫された自動車の修理内容や進捗状況をスマートフォン等で適時確認出来るシステムの導入に取り組み、自動車修理プロセスの透明性を確保する態勢構築に努めました。また、株式会社仙台銀行の預金口座保有のお客様を対象に、一般に比べ割安な保険料でご加入いただくことが可能となる団体保険「よりそう介護保険(正式名称:団体総合生活補償保険)」の募集を行い、パートナー企業とのアライアンスを通じた顧客基盤の拡大にも取り組みました。こうした取り組みの結果、2024年6月末の保有契約件数(団体がん保険の被保険者数を含む)は1,288千件(前年度末比1.5%増加)となりました。

(生命保険事業)
SBI生命保険株式会社は、主力商品である就業不能保険「働く人のたより」が複数の保険比較サイトのランキングにおいて1位を獲得するなど、高い評価を獲得しました。また、昨年度よりコールセンターにおいて運用を開始している生成AI等のテクノロジーをバージョンアップすることにより、オペレーターの教育期間の短縮を図りつつ、これまで以上にお客様とのスムーズなやり取りを実現するなど、DX推進によるお客様の更なる利便性の向上と業務の効率化に取り組みました。こうした取り組みの結果、2024年6月末の保有契約件数(団体信用生命保険の被保険者数を含む)は550千件(前年度末比4.8%増加)となりました。

(少額短期保険事業)
SBIいきいき少額短期保険株式会社は、ペット保険の保険金支払査定へのAIの導入により、保険金支払の自動査定を開始し、処理件数の増加や処理時間の大幅な削減を実現するなど、DXの推進による業務効率化に取り組みました。また、SBI日本少額短期保険株式会社は、保険契約管理システムと家賃債務保証サービスを提供する企業の保証管理システムとの連携先の拡大に努め、賃貸住宅に入居されるお客様の利便性向上と同社の代理店である不動産管理会社の業務効率化に取り組みました。こうした取り組みの結果、2024年6月末の保有契約件数は1,033千件(前年度末比0.7%増加)となりました。

以上

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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