三星電子は、アメリカで112万台以上の電磁調理器をリコールしており、これまでに250件の火災報告が寄せられ、数十人が負傷しています。
米国消費製品安全委員会(CPSC)によると、これらの引き込み式電磁調理器には、前面にあるつまみが付いており、人間やペットが誤って接触または衝突すると、意図せずに起動する可能性があります。これにより火災の危険が生じます。
CPSCによれば、2013年以来、300件以上の前面つまみの誤動作報告が寄せられており、今回のリコール対象製品は約250件の火災につながっています。この委員会によれば、これらのうち少なくとも18件の火災が重大な財産損失を引き起こし、7件の火災がペットの死亡につながりました。
また、CPSCはこれらの事故により約40人が負傷し、うち8人が治療を必要としていると補足しています。
消費者は、製品に印刷されたモデルを確認することで、自分たちの電磁調理器が今回のリコール対象に含まれているかどうかを確認できます。三星電子と米国消費製品安全委員会は、影響を受けるモデルのリストをオンラインで公開しています。
今回リコール対象となっている製品は、2013年5月から2024年8月の期間に、三星の公式サイトや米国の小売店で販売されたもので、その中にはベストバイ、コストコホールセール、ホームデポ、ロウズカンパニーズも含まれます。
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