8月9日、中国国家医薬品監督管理局の医薬品評価センター(CDE)の公式サイトによると、石薬集団(01093)の中奇製薬が申請した1類医薬品SYS6020注射液が臨床承認を受け、難治性活動性全身性エリテマトーデスに使用される予定です。
智通財経APPは、8月9日に中国国家医薬品監督管理局の医薬品評価センター(CDE)の公式サイトにより、石薬集団(01093)の中奇製薬が申請した1類医薬品SYS6020注射液が臨床承認を受け、難治性活動性全身性エリテマトーデスに使用される予定であることが公表されました。この承認により、石薬集団は自己免疫疾患の臨床開発に進出する初めての細胞療法研究開発製品となるでしょう。
データによると、mRNA-LNPに基づく細胞治療製品であるSYS6020は、CARに特異的認識が可能なBCMA抗原を表現することにより、患者のBCMA陽性細胞を標的に認識し、それらを排除することができます。従来のCAR-T製品と比較して、SYS6020は、細胞の生存率が高く、CAR陽性率が高く、ゲノム統合による発癌リスクがなく、サイトカインストーム(CRS)などの副作用が低いという利点があります。
今年6月、SYS6020が中国で初めて臨床承認を取得し、再発性または難治性多発性骨髄腫の治療に使用される予定です。臨床前研究では、SYS6020は、BCMA陽性の骨髄腫細胞を有意に殺傷することができ、安全性と有効性が良好であることが示されました。当時、石薬集団は、多発性骨髄腫以外にも、SYS6020は自己免疫性疾患である全身性エリテマトーデスや重症筋無力症の治療に潜在的に使用できると発表しました。