ファブリカホールディングス<4193>は8日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.3%増の21.54億円、営業利益が同2.8%増の2.68億円、経常利益が同1.8%増の2.70億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.8%増の1.70億円となった。
SMSソリューショングループの売上高は前年同期比15.7%増の13.18億円、セグメント利益は同9.5%増の3.60億円となった。メディアSMSの配信数および新規導入社数は好調に推移した。また、既存顧客に対するクロスセルや付加価値の高いソリューション営業の強化等の取り組みを行った。
U-CARソリューショングループの売上高は同4.4%増の3.49億円、セグメント利益は同8.8%減の0.79億円となった。メイン顧客層である中小規模事業者に向けたサポート及びコンサルティング活動を引き続き積極的に行い、symphony導入社数が前年同期比で290社と堅調に増加した。一方で、メディア力強化を目的とした広告投資と新卒採用をはじめとした人材投資を積極的に行った。
インターネットサービスグループの売上高は同24.6%増の0.84億円、セグメント利益は0.24億円(前年同期は0.12億円の損失)となった。アクションリンクへの成長投資を引き続き継続しながらも、メディア領域における運営コスト削減施策が奏功した。
オートサービスグループの売上高は同2.1%増の4.00億円、セグメント利益は同23.0%減の0.14億円となった。売上高は堅調に推移したものの、原価及び販管費の増加が影響した。
2025年3月期通期の連結業績予想について、売上高は前期比6.6%増の87.00億円、営業利益は同2.7%増の11.00億円、経常利益は同1.2%増の11.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同3.9%増の7.00億円とする期初計画を据え置いている。