中国上海 - 2024年8月13日、欧康視生物（以下、「欧康視」）はアルコン・インク（以下、「アルコン」、欧康視とアルコンを合わせて「双方」とする）との間で、欧康視が干眼症治療や手術用点眼液の製品群から得た中国内の権益をアルコンから取得する契約を締結したことを発表しました。これには、既に市場に出ている成熟製品7種と、臨床開発中の製品が含まれます。この契約の範囲は、中国における研究開発、製造、商業化にも及びます。これらの権益の譲渡に伴い、欧康視はアルコンに対して1億3915万9,664株の株式を発行し、資本金総額の16.71％を占めます（発行後）。これにより、アルコンは欧康視の最大の株主の1社となります。両社は互いに将来の製品に対する優先交渉権を付与することになっています。

中国のリーディングな眼科製薬プラットフォーム企業である欧康視は、研究開発から商業化までの眼科治療薬の全ライフサイクルの総合能力を統合することに注力しています。欧康視には、25製品のパイプラインがあります。アルコンは、全世界の眼科ケアのリーダー企業として、視力の向上や生活の質の改善のために、140カ国以上の患者に広範な製品群を提供しています。

この契約により、欧康視は新泪然、倍然、アルカイン、リューセット、サイクログルの中国での製品権益と、採用された現地のビジネス権利である思然とAR-15512（ドライアイ治療の新しい局所薬剤候補）を完全に取得することができます。また、本契約に基づき、欧康視は、移行期後、これらの取得した権益を保有した製品を国内で生産することができます。欧康視はAR-15512を中国での開発、製造、商業化も行います。

これらの7つの成熟製品とAR-15512が加わることで、欧康視は中国の眼科市場におけるリーダーシップ地位をより一層強化することが予想されます。これらの製品の取得により、欧康視はより包括的で先進的な治療法を提供し、患者のニーズに応え、市場シェアを拡大することができると予想されます。

双方は、この戦略的な協力によって、眼科分野の技術進歩とイノベーションを推進することを期待しています。

眼科疾患は、国際的に高く関心を持たれる医学分野の1つであり、眼科のイノベーティブな治療法はまだ開発されていない状況が続いています。このため、欧康視は引き続き、より安全で効果的で最先端な治療法を世界中の眼科患者に提供し、患者のますます増える医療ニーズに応えることに注力する予定です。

アルコンについて

アルコンのビジョンは、「人々が素晴らしいものを見るのを支援すること」です。75年以上にわたり、アルコンはグローバルな眼の健康領域のトップランナーとして、豊富な製品ラインナップにより、視力の向上、生活の質の向上を支援してきました。白内障、緑内障、網膜症、屈折異常などの眼疾患を患う、世界140以上の国と地域の患者が、当社の眼科手術と視力管理製品を使用しています。25,000人以上の社員が、革新的な製品、眼科専門家との緊密な協力、高品質の眼科保健サービスを通じて、患者の生活の質を向上させることに取り組んでいます。詳細については、当 社のウェブサイトをご覧ください。

欧康視について

欧康視生物は中国の眼科医薬品プラットフォームであり、同様の眼科治療を推進する画期的または最高の眼科治療法を特定し、開発し、商業化することに注力しています。私たちのビジョンは、中国の眼科医療に存在する大きな需要を満たすため、世界一流の薬物解決策を提供することです。設立以来、当社は、研究開発から製造、商業化までの全ライフサイクルの専門化能力を備えた眼科医薬品プラットフォームを構築することに注力してきました。このプラットフォームにより、当社は、中国の眼科業界のリーダーになるための有利な位置に立ち、将来的な競争相手に先を越されることなく、先行優位性を持つことができると信じています。