金吾財訊 | 浦銀国際は、半導体の基本状況が上向きのトレンドにあることを指摘し、中芯国際(00981)の研究を発表しました。同社は、第3四半期の売上高の中央値が前期比で14%増、粗利率の中央値が19%で、前期比で5.1ポイント大幅に上昇したと指摘しています。これは、国内需要による12インチ生産能力の供給不足、製品構造の最適化、価格の上昇が主な要因です。同社は、年末までに12インチ生産能力が約6万枚増加すると予想しており、これは以前の計画よりも高い水準になるとのことです。
中芯国際の第2四半期の業績と第3四半期の見通しに基づき、当行は中芯国際の収益予測を調整しました。香港株の中芯国際の目標株価を19.3香港ドルに引き上げ、潜在的な上昇幅は22%です。A株の中芯国際の目標株価を人民元56.7元に引き上げ、潜在的な上昇幅は26%です。現在、中芯国際の香港株のpbrは0.8xで、A株のpbrは2.7xです。歴史的平均に比べて上昇余地があり、当行は「買い」の評価を維持します。