8月14日に、テンセントは2024年Q2決算を発表し、当四半期の総収入は1,611億元で、前年同期比8%増となりました。そのうち、ビジネスサービス収益は二桁の成長率を実現し、クラウドコンピューティングサービス収益の増加（企業用WeChatのビジネス化に関連するものを含む）や、ビデオ号のビジネス技術サービス料の増加が貢献しました。
決算によると、テンセントのQ2研究開発費用は1727.7億元に達し、2018年から現在までの6年間で3026.09億元以上の研究開発投資が実施され、コア技術の自己開発と製品競争力の向上に継続的に取り組んでいます。国内トップレベルの基本モデル「テンセント混元」を基盤とし、高度な画像認識、先進的な自然言語処理、およびテンセントの独自のコンテンツエコシステムによるAI検索が競争優位性を持つAIアシスタント「テンセント元宝」を提供しています。
テンセントクラウドは今期、ビッグデータの認知エンジンを含む3つのAIエンジンツールや、専有クラウドスーパーコンピュータなどの高性能コンピューティングサービスを発売し、大規模なモデル産業の導入の敷居を下げること、モデルからアプリケーションまでの距離を短縮することを目指しています。
また、テンセントの自社開発製品であるSaaS、PaaSなどの商業化が加速し、製薬、製造、小売などの業種での浸透率が高まり、 福耀玻璃、可口可乐、卫龙、美的、国家電網など多数の先導的な顧客に、多数の業界において50％以上の浸透率を誇っています。多くの企業が、テンセント会議エンタープライズ版を通じて、協力効率を効果的に向上させ、出張を減らしています。（Lou, Ning）