大和は、電能実業(00006)が今年上半期に純利益300億円を上げ、前年同期比2%増となり、市場予想に従っており、中期配当は0.78元で、去年同期と同水準であることを報告した。同行は2019年に引き続き、相対利回りに魅力を感じ、目標株価を49香港ドルから60香港ドルに引き上げた。ただし、同行は、評価を「買い」から「市場よりも優れている」に引き下げた。
同行は、長江基建(01038)の強力なフリーキャッシュフローによる緩衝力を高く評価し、将来の利益と配当を増やす必要があると述べている。一方、電能の配当増加の余地は限られており、財務負担が配当承諾に近づいているため、同行は電能の1株当たりの配当が去年同期と同水準で維持されると予想している。同行は、電能の2024年から2025年の1株当たりの利益予測を1.4から1.5%下方修正した。