リケンNPR<6209>は9日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が411.14億円、営業利益が26.51億円、経常利益が39.30億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が24.54億円となった。同社は2023年10月2日に株式会社リケンと日本ピストンリング株式会社が統合し設立したため、前年同四半期の計数及び対前年同四半期増減率は記載していないが、両社の前年同四半期の決算値を合算した数値との比較では、売上高、各利益とも増収増益となっている。
自動車・産業機械部品事業の売上高は316.45億円、セグメント利益は24.26億円となった。
配管・建設機材事業の売上高は45.05億円、セグメント利益は2.47億円となった。
その他の売上高は54.73億円、セグメント利益は1.49億円となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比23.4%増の1,710.00億円、営業利益は同18.7%増の104.00億円、経常利益は同9.2%増の127.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同69.6%減の80.00億円とする期初計画を据え置いている。但し、2024年3月期に計上した負ののれんの発生益を除くと親会社株主に帰属する当期純利益は、同9億円の増益となっている。