常熟銀行の純利差は2.79%となり、利差も2.63%に減少し、不良債権率は年初比で0.01ポイント上昇した。上半期、常熟銀行が保有する金融投資資産の資産規模は9786億元であるが、国債の残高比率は18.18%に低下した。
財聯社8月20日(記者:曹韻仪)- 常熟銀行は今日、半期報告書を発表した。データから見ると、上半期に常熟銀行の不良債権率はわずかに増加し、純利差も下落している。さらに、当行の投資収益は前年同期比で増加し、金融投資資産の規模は引き続き拡大しているものの、国債の残高は少し低下し、金融資産の手配比率も低下している。
常熟銀行の業績は全体的に高速成長を維持しており、半期報告書によると、当行の売上高は5506億元で、前年同期比で12.03%増加した。親会社の純利益の増加率から見ると、当行の純利益は1Qに前年同期比で19.8%、半期報告書によると、当行の純利益は6月末に173.4億元で、前年同期比で19.58%増加した。
資産規模については、当行の資産総額は2024年6月末時点で3673.07億元で、貸出総額は2389.34億元で、企業融資8,866.6億元、比率37.11%、個人融資1,361.36億元、比率56.98%であった。負債総額は3389.12億元であった。総預金は2827.60億元で、前年初比で348.22億元増加し、増加率は14.04%であった。
注目すべきは、常熟銀行の純利差と純利差が双方とも圧力に直面していることである。具体的には、純利差が2.79%に低下し、純利差が2.63%に低下した。去年同期と比較すると、両者とも0.07%低下した。1Q時点で、常熟銀行の純利差は2.83%であり、23年末に比べて3bp低下していたことが分かる。結果的に、現在の純利差が抱える圧力が解決されることはないだろう。これは、これらの重要な指標が3年連続で低下傾向にあることを示している。
資産品質に関しては、今年以来、常熟銀行の不良債権率がわずかに増加しており、備え付け覆い率が引き続き向上している。6月末時点で、同行の貸出不良率は年初比で0.01ポイント上昇し、0.76%であり、備え付け覆い率は1Qに比較してさらに向上し、538.81%となり、年初比で0.93ポイント増加した。
しばらく前に、常熟銀行は国債二次市場取引で市場価格の操作や利益提供があったとして、自律調査を開始したことがあった。2024年半期報告書によると、報告期末時点で持ち金融投資資産資産は978.6億元であるが、国債の余剰は177.87億元に低下し、配賦比率は18.18%に低下した。今年上半期、常熟銀行の金融投資資産の規模は引き続き拡大しているが、国債の残高は少し低下していることが分かる。 2023年、同行は国債投資の総額が201億元に達し、2年間で160%増加し、金融資産の中で国債の配賦比率は23%であった。
常熟銀行の非利息収入の中で、投資収益は前年同期比で急増している。今年上半期、当行は投資収益91.7億元を計上し、前年同期比で95.96%増加した。以前に、同行の1Q他の非利息収入は67%増加し、取引性金融資産の投資収益の大幅な増加によるものであった。1Qには、当行の投資収益は前年同期比で276.76%増加し、期間中の营业收入比率の約20.6%を占めていた。
以前に自律調査の問題が浮上し、常熟銀行の関係者は財聯社の記者に対して、取引が比較的頻繁または取引量が多い国債取引に注目されたと回答したが、事業上不正が疑われるわけではなく、主な責任は国債の購買・売買ではないとした。この自律調査は、基本的な運営に対する影響はほとんどないだろう。