近日、ルファクスホールディングス株式会社（以下、「ルファクスホールディングス」と称します。銘柄コード：ニューヨーク証券取引所LU、香港連合交易所06623）が2024年第2四半期の財務報告書および2024年中間業績速報を発表しました。
財務報告書によれば、今年の上半期、ルファクスホールディングスは収益約1294億元を達成し、前年同期の約1934.8億元から32.67%減少しました。当期純利益は約156億元の損失を計上し、前年同期の約173.6億元の純利益からマイナスになりました。
予定通り、ルファクスホールディングスは引き続き損失を被っています。昨年から見ると、2023年の四半期ごとのルファクスの収益はそれぞれ676億元、614億元、501億元、324億元で、四半期の収益は1四半期の半分未満になっています。当期純利益はそれぞれ67億元、97億元、9億元、マイナス84億元となりました。今年の第1四半期、ルファクスホールディングスの総収入は6964億元を達成し、前年比で30.9%減少しました。当期純利益はマイナス83億元となり、前年比で213.3%減少しました。
財務報告書によれば、2024年6月30日現在、ルファクスホールディングスの貸出残高は2352億元であり、第2四半期には452億元の新規融資がありました。そのうち消費者金融の貸出残高は420億元で、2023年6月30日から27.9%増加しました。新規融資総サイズは2023年上半期の1105億元から減少し、2024年上半期は933億元となりました。
収入構造から見ると、今年の上半期、ルファクスホールディングスの技術プラットフォーム収入および収入比率はいずれも減少しました。これは貸出残高の減少による小売信貸サービス手数料の減少や、同社がこれまでに行っていたルファクストンの事業からの撤退による関連収入の減少が主な理由です。一方で、純利息収入、担保収入、その他収入、投資収入の比率はそれぞれ上昇しています。純利息収入の割合は前年同期の34.7%から43%に上昇しました。
ルファクスホールディングスのCFO、朱培卿氏は、会社が新たに100%保証モデルへの移行を完了したばかりであり、新しいビジネスモデルではリスク準備金を引当てる必要があるため、この会計処理方法は短期的な利益能力に影響を与えると述べています。ただし、100%保証モデルでは新規融資が全期間で利益を上げることができると予想され、返済期限が到来するにつれて、長期的な財務パフォーマンスの改善が見込まれています。
財務報告書によれば、2024年6月30日時点で、ルファクスホールディングスの小規模中小企業向け融資サービスの30日超過率は第1四半期末から1.2%減少し、消費者金融の不良率は0.2%減少しました。資産品質のトレンドを示す予兆指標C-M3は1四半期末の1.0から0.9に改善しました。資産品質の改善のおかげで、ルファクスホールディングスの信貸減損損失は28.56億元まで前年同期比で14.6%減少しました。
2024年6月30日時点で、ルファクスホールディングスの顧客数は累計で2300万人に達し、安定した成長のトレンドを示しています。2023年第1四半期末にはおよそ1940万人まで増加しました。（文心/編集）