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冷蔵ロッカー型自販機を発売

富士電機 ·  09/04 11:00
big冷蔵ロッカー型自販機を発売big( PDF(206KB))

2024年9月5日
富士電機株式会社

 富士電機株式会社は、販売できる商品の選択肢を広げ、店舗の省人・省力化に貢献する冷蔵ロッカー型自販機を2025年3月に発売しますので、お知らせします。

1.背景

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冷蔵ロッカー型自販機

 小売業では、労働力不足を背景とした省人・省力化への対応として、無人店舗の設置や自販機の活用が進められていますが、自販機を活用する場合、自販機内の収納・搬送の仕組み上、商品は飲料や菓子、生活用品などパッケージされた定形品に限られていました。
こうしたなか当社は、青果や生花などの不定形品を販売できる冷蔵ロッカー型自販機を2025年3月に発売します。保冷機能を備えており、ホールケーキや寿司折詰めといった大型の冷蔵食品なども販売することが可能です。小売業、アグリ分野など、従来、自販機が活用されていなかった市場に訴求していきます。
また、当自販機を導入いただいたお客様のオペレーションをサポートするサービスとして、販売状況のリアルタイム管理、ダイナミックプライシングといったDX(デジタルトランスフォーメーション)サービスも順次展開する予定です。

2.特長

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収納室を4つに分割した際の販売イメージ

1)収納室を自由に分割し、最大40室で商品販売が可能
本自販機は、商品の収納室を、間仕切りを使い分割することで、最大40室で商品を販売することができます。間仕切りはお客様自身で着脱できるため、販売したい商品の大きさや形状に合わせて収納室を自由に配列することが可能です。

2)最適な冷却構造で庫内全体に冷気を循環
一般的に自販機は、冷却ユニットから生じる冷気を収納室全体に循環させ、保冷していますが、本製品は間仕切りの着脱により庫内のレイアウトが変わるため、冷気の循環方式の見直しが必要でした。そこで、間仕切りの影響を受けずに収納室の背面から冷気を送り込むダクト循環方式を新たに開発し、収納室がどのようなレイアウトであっても、各室内の温度ムラの無い保冷構造を実現しました。

3)透明アクリル扉越しに商品確認が可能
青果やケーキ、寿司、生花は見栄えや鮮度が重要であり、これらを自販機で販売するためには商品の状態を直接視認できることが必要です。
本自販機は、庫内の温度を保つ外扉(断熱扉)と、内扉(透明アクリル扉)の二重構成を採用しており、利用者は断熱扉を開き、透明アクリル扉越しに商品の実物を視認した上で購入することができます。

3.主な向け先

飲食店、青果店、洋菓子店、農産物直売店、花屋・園芸店、玩具店など

4.主な仕様

外形寸法(mm)高さ(H)1,834、幅(W)1,294、奥行(D)620
収納室寸法(mm)高さ(H)195、幅(W)400、奥行(D)330 (注)未分割時
収納室数(室)10~40
スクロール可能です。

5.発売開始

2025年3月
なお、2024年9月5日より予約販売の受付を開始します。

6.本製品に関するお問い合わせ先

富士電機株式会社 食品流通事業本部 新流通営業部
03-5435-7077
お問い合わせフォームはこちら

(注)

本リリースに掲載している情報(製品仕様や問い合わせ先、価格等)は発表日時点のものであり、予告なく変更する場合もございます。

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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