海通証券は、越秀地産の24年のEPSを0.81人民元と予測しています。
智通財経アプリによると、海通証券は研究レポートを発表し、越秀地産(00123)の評価を「市場を上回る」とし、同社の24年のEPSを0.81人民元と予測し、適正価値範囲を7.09-8.86香港ドル/株に設定しています。
海通の主なポイントは以下の通りです:
経営業績は安定し、財務資金は堅実で安全です。
2024年上半期には、売上高は3534億人民元で前年比+10.1%、親会社の当期純利益は183億人民元で前年比-15.9%、粗利率は13.7%で前年比-4.1ポイントです。2024年6月末時点で、売掛金を除く資産負債比率、純負債比率、現金の短期債務比率はそれぞれ68.3%、58.6%、1.53倍で、「三道紅線」の基準を満たしています。2024年上半期には、加重平均借入利率は3.57%で、前年比で41ベーシスポイント減少し、期末平均借入コストはさらに3.47%まで下がりました。取締役会は2024年中間配当を0.189香港ドル/株とすることを決議し、配当総額はコアな純利益の40%に相当します。
契約販売は前年比で減少し、大湾区でのリーダーシップを維持し続けています。
2024年上半期には、合計5540億人民元の契約販売(合弁会社および関連会社のプロジェクトを含む)があり、前年比-33.8%で、1H2024の総合契約販売額はクレイランキングで業種の第9位に上昇しました。さらに、同社は大湾区市場でのリーダーシップと広州市場でのシェア1位の地位を維持し続けており、1H2024には大湾区、華東、中西部、北方地区でそれぞれ人民261.1億元、人民128.8億元、人民89.4億元、人民74.7億元の契約販売が実現し、それぞれ同社の合計契約販売額の47.1%、23.2%、16.2%、13.5%を占めています。
「6+1」の高品質な増備を実現し、投資を堅持しています。
2024年の上半期、企業は「6+1」の多様化増儲モデルにより、北京、上海、広州、杭州、成都、合肥などの都市に12の土地を追加しました。総建築面積は約172万平方メートルで、その中で多様化増儲モデルで獲得した土地備蓄は、追加土備蓄の66%を占めています。2024年6月末現在、企業は総備蓄土地面積が約2503万平方メートルで、94%が一線都市と重点二線都市に分布しており、投資品質と構成の最適化が続いています。期間中、企業は母会社から広州琶洲南TOD第2期プロジェクトを買収し、総建築面積は約58万平方メートルです。2024年6月末現在、企業のTODプロジェクトの土地備蓄面積は、総備蓄土地量の12.4%を占めています。
「商住両立」戦略を深化し、不動産と房托の双方のプラットフォームの相互作用を強化しています。
2024年の上半期、企業の商業施設の総売上高は13.31億人民元で、前年比+4.8%です。賃料収入は2.97億人民元で、前年比+41.3%です。越秀房托の経営収入は10.34億人民元で、前年比-2.5%です。越秀サービスの経営収入は19.6億人民元で、前年比+29.7%です。管理面積は6667万平方メートルで、管理規模は着実に拡大しています。