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将棋教室ラボ開校による将棋で鍛える「正解がない問いを、考える力」の仮説検証を実施~ 日本の伝統文化である将棋で思考力を育みます ~

東急 ·  09/09 11:00

東急株式会社(以下、東急)、公益社団法人日本将棋連盟(以下、日本将棋連盟)、株式会社日本入試センター・SAPIX小学部(以下、SAPIX小学部)、株式会社東急キッズベースキャンプ(以下、東急KBC)の4者は連携して、将棋教室ラボによる将棋で鍛える「正解がない問いを、考える力」の仮説検証(以下、本検証)を2024年10月から実施します。
本検証では、将棋の棋力が向上すれば、探究思考・プログラミング的思考が身に付き、「身の回りのできごとや社会問題に対して適切な問いを立てることができる。そして、その問いに対して立ち向かうための先の先を読む論理的思考力や知識を知恵に変えて行動する力、試行錯誤を重ねて挑戦し続ける精神、心の土台となる自己肯定感(以下、「正解がない問いを、考える力」)が育まれる」という仮説を立て、その検証を行います。
本検証のための将棋教室ラボを2024年10月9日に東急関連施設である「さんかくBASE」(横浜市青葉区)に開校し、SAPIX小学部に通う小学3年生および東急グループの子育て支援事業の中核会社である東急KBCを利用している小学3年生を対象に生徒を募集します。2024年10月~12月の3か月間に全11回の授業・イベントを行います。短期間での将棋的思考の鍛錬が探究思考やプログラミング的思考を育むことにつながるかどうかについて、生徒たちの変化を観察します。さらに、2025年1月に実施されるSAPIX小学部の新小学4年生向け入室テストを評価尺度として活用し、論理的思考力の向上効果について検証します。
本検証にあたって、東急と東急KBCは「将棋の棋力が『正解がない問いを、考える力』に学習転移することについての仮説構築、将棋教室ラボの企画・運営など」、日本将棋連盟は「入門者向けの将棋教授法に関する助言、指導役としての棋士、女流棋士の派遣など」、SAPIX小学部は「思考力問題の作成、思考力向上のノウハウや効果検証のための評価尺度の提供など」を担います。
これからは先々の見通しが立ちにくいVUCA(※)時代を迎えるといわれていますが、4者は日本の伝統文化である将棋を活用して、主には小学生を対象とした「正解がない問いを、考える力」の向上を目指していきます。また、本検証を通じ、東急と東急KBCは汎用的な思考力、ひいては“生きる力”を育むために、小学校などの公教育で実践されている「探究学習」「プログラミング教育」を学校外で補完するための学習教室の事業化の検討、日本将棋連盟は将棋の価値創造を目的に教育分野での利活用の可能性の検討、SAPIX小学部はカリキュラムに新たな学習分野として将棋を加える価値があるかどうかの検証をします。

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