米国でオフィス向けデジタルカラー複合機「Apeos」シリーズの販売を開始

現地の大手販売代理店を活用し、米国市場での販売を強化

2024年9月10日

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長・CEO：浜 直樹）は、オフィス向けデジタルカラー複合機「Apeos」シリーズの米国での販売を、現地の大手販売代理店を活用し、10月より開始します。あわせてプロダクションプリンター「Revoria Press」シリーズも同代理店を通じて販売し、オフィス、プロダクション双方の領域において米国市場での販売を強化します。

当社は、2021年4月より富士フイルムブランドでの商品販売を開始し、それまでアジアパシフィックに限られていた海外での販売エリアを広げてきました。現在、オフィス向けのデジタルカラー複合機は、アジアパシフィックの他、主に中東※1・欧州※2・インド・メキシコ・南アフリカへ販売を拡大。今回の販売代理店契約締結により、米国内での販売を新たに開始します。また、商業印刷向けのプロダクションプリンター「Revoria Press」シリーズとDTP※3向けプロダクションプリンター「ApeosPro」シリーズ※4は、これまで富士フイルムの販売チャネルを活用して欧州※5、北米※6、中東※7、インド、メキシコ、エジプト※8で販売。米国では、富士フイルムの関係会社であるFUJIFILM North America Corporationを通じ、既に販売を開始していますが、現地の大手販売代理店との連携を通じ、米国市場での販売力をさらに強化します。

今回、同代理店を通じて当社が販売するのは、A3およびA4サイズ対応のデジタルカラー複合機「Apeos」シリーズ計7機種※9とプロダクションプリンター「Revoria Press」シリーズ計4機種です※10。「Apeos」シリーズは、低温定着性を有するSuper EA-Ecoトナーの採用により、トナー定着時の消費電力を低減※11することで環境負荷の低減へ貢献するほか、強固なセキュリティー機能を実装し、お客様の業務品質を向上します。商業印刷向けの「Revoria Press」シリーズは、通常のCMYKの4色印刷に加えて、2色の特殊トナー印刷が可能なプリントエンジンを搭載する「Revoria PressTM PC1120」を商品ラインアップに含むなど、高画質、高生産、特殊色の印刷による付加価値創出で、欧米やアジアパシフィックなどワールドワイドでのプロダクションプリンティング市場を牽引します。

• ※1アラブ首長国連邦、トルコ、バングラデシュ、サウジアラビア
• ※2イタリア、イギリス
• ※3Desk Top Publishingの略。印刷物をパソコン上で作成し、出力する工程を指す。
• ※4ApeosProシリーズ（C810, C750, C650）
• ※5欧州27か国で展開（2024年8月31日時点）
• ※6米国、カナダ（2024年8月31日時点）
• ※7トルコ、イスラエル、バーレーン、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、オマーン、クェート、ヨルダン（2024年8月31日時点）
• ※8プロダクションプリンター「Revoria Press」シリーズのみの販売
• ※9Apeos C7070シリーズ（Apeos C7070, C6570, C5570, C4570, C3570, C3070）、Apeos 5570シリーズ（Apeos 5570, 4570）、Apeos C4030シリーズ（Apeos C4030, C3530）、Apeos 5330シリーズ（Apeos 5330, 4830）、ApeosPrint C4030シリーズ（ApeosPrint C4030, C3530）ApeosPrint 5330シリーズ（ApeosPrint 5330, 4830）、ApeosProシリーズ（C810, C750, C650）
• ※10Revoria Press シリーズ（Revoria Press PC1120, Revoria Press EC1100, Revoria Press SC180 / SC170, Revoria Press E1136 / E1125 / E1110 / E1100）
• ※11トナーの定着温度を低温化することで、定着時の消費電力を低減。消費電力の低減により、機器使用時のCO2排出量が、当社の従来EAトナーと比較し54%削減。

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