当社は、豊前発電所2号機(福岡県豊前市、50万kW、重原油)及び苅田発電所新1号機(福岡県京都郡苅田町、36万kW、石炭)の廃止を決定しましたのでお知らせします。
豊前発電所2号機については、設備の高経年化が進展していること、また、苅田発電所新1号機については、出力を柔軟に調整することができない設備であり、昨今の再エネ導入進展に伴い、調整電源としての役割を果たすことが難しくなったことから廃止します。
今後、必要な工事を実施し、豊前発電所2号機は2026年3月、苅田発電所新1号機は2026年6月に廃止する予定です。
これまで豊前発電所及び苅田発電所の運営にご理解・ご協力をいただきました地域の皆さま、関係者の皆さまには改めて深く感謝申し上げます。
九電グループは、カーボンニュートラルの実現に向けて、CO2排出量の少ない最新鋭の高効率ガスコンバインドサイクル発電所の開発による火力電源の低炭素化や、洋上風力をはじめとした再エネ電源の開発等を積極的に進め、電力の安定供給と電源の低・脱炭素化の両立に努めて参ります。