2024年10月1日
SBIホールディングス株式会社
SBI地域事業承継投資株式会社
SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:北尾 吉孝)の連結子会社であるSBI地域事業承継投資株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今井 章、以下「SBI地域事業承継投資」)は、同社が運営する事業承継ファンド(正式名称:SBI地域事業承継投資2号投資事業有限責任組合、以下「本ファンド」)の投資案件として、不動産管理事業等を営む株式会社ハウジングエステート(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:千葉 房樹、以下「ハウジングエステート」)へ投資を実行したことをお知らせいたします。
ハウジングエステートは2001年9月に設立され、宮城県仙台市を中心に不動産管理・仲介・リフォーム・家賃保証サービスなど「住まい」に関わる事業をワンストップで展開する、宮城県内独立系大手不動産事業者です。不動産管理についてはアパート、マンションを中心に6,100戸以上の物件を管理、きめ細かな対応により高い入居率を維持し、不動産オーナー様より好評を得ております。 また、仲介業務においては宮城県内でトップクラスの年間3,800件以上の実績を誇っています。
SBI地域事業承継投資は、ハウジングエステートの経営陣及び役職員の皆様と共に更なる企業価値向上に向けて、経営課題を解決すると共に、既存の取引先企業や金融機関との連携を深めつつ、地域での信頼性、知名度を十分に活かしながら、SBIグループのノウハウとネットワークを活用して支援してまいります。
不動産管理業を営む中堅・中小企業については、2024年7月に発表しているとおり、SBIグループが保有するDX化のノウハウを活用することで投資先の企業価値最大化を実現することができると判断し、不動産管理業への投資を本ファンドの注力業種の一つとしております。ハウジングエステートは2024年1月の株式会社不動産本舗HD、2024年7月の株式会社飯田グループに続く3社目の投資となります。
今後も不動産管理業を営む中堅・中小企業への投資を積極的に行い、規模の経済を働かせて全体の企業価値を高め、全国ネットワークを構築することで投資先各社のDX化コストの低減を実現すると共に、IT投資の地方格差を是正して地域経済の活性化に貢献していきます。
本ファンドは日本全国を対象とすることで地域を超えた業界再編やバリューチェーン上の垂直統合等による一層の成長をサポートし、さらにSBIグループの投資先・取引先企業の先端技術やノウハウ等を活用していくことで、「①地域に必要な中堅・中小企業の存続」を通じて、「②地域の雇用や取引先を守り」、「③地域活性化への貢献と融資機会提供等による地域金融機関の経営環境改善への貢献」という「三方良し」を目指します。
以上