[NYDow・NasDaq・CME(表)]
NYDOW;42011.59;−184.93
Nasdaq;17918.48;−6.64
CME225;38625;+25(大証比)
[NY市場データ]
3日のNY市場は反落。ダウ平均は184.93ドル安の42,011.59ドル、ナスダックは6.64ポイント安の17,918.48で取引を終了した。中東情勢の深刻化懸念が重しとなり、寄り付き後、下落。ISM非製造業景況指数が予想以上に上昇したため景気見通し改善で一時プラス圏に回復した。しかし、バイデン大統領がイスラエルのイラン報復を巡り石油施設攻撃の可能性を示唆すると原油高や地政学的リスク上昇を警戒した売りが加速し、再び下落。ナスダックは半導体のエヌビディアの上昇が下支えとなったが終盤にかけても4日に雇用統計の発表を控えた警戒感に利益確定売りも強く、戻り鈍く終了。セクター別では、半導体・同製造装置、エネルギーが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比25円高の38,625円。ADR市場では、対東証比較(1ドル146.86円換算)で、日本郵政<6178>、豊田自動織機<6201>、みずほFG<8411>、丸紅<8002>、アドバンテスト<6857>などが上昇した一方で、ゆうちょ銀行<7182>、日本電産<6594>、ダイキン工業<6367>、村田製作所<6981>、ソニー<6758>、などは下落し、全体はまちまちとなった。