インテリックス<8940>は4日、2025年5月期第1四半期(24年6月-8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.6%減の104.16億円、営業利益が12.82億円(前年同期は0.88億円の損失)、経常利益が11.74億円(同1.31億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が8.10億円(同0.55億円の損失)となった。
リノベーション事業分野の売上高は前年同期比28.3%減の66.96億円となったが、リノヴェックスマンション販売の利益率が大幅に改善し、営業利益は2.34億円(前年同期は0.80億円の損失)となった。物件販売の売上高は、リノヴェックスマンションの販売件数の減少により、同31.8%減の59.44億円となった。また、賃貸収入の売上高は同2.6%減の0.26億円となった。その他収入の売上高は同19.5%増の7.26億円となった。
ソリューション事業分野の売上高は同226.9%増の37.19億円、営業利益は同468.7%増の12.66億円となった。物件販売の売上高は、一棟収益物件の売却に加え、不動産小口化商品「アセットシェアリング+(プラス)」の組成があったこと等により、前年同期比492.6%増の28.03億円となった。また、賃貸収入の売上高は同4.0%増の2.45億円となった。そして、その他収入の売上高は、ホテル事業や子会社である再生住宅パートナーの売上寄与により、同56.5%増の6.70億円となった。
2025年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.4%増の450.11億円、営業利益が同74.0%増の16.19億円、経常利益が同95.2%増の11.86億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同116.6%増の8.96億円とする期初計画を据え置いている。