タイミー<215A>は9日、長野県農業協同組合中央会(以下、JA長野中央会)と業務提携契約を締結したことを発表した。
長野県内では、主に自営農業に従事している基幹的農業従事者は2020年時点で約5.5万人で、そのうち65歳以上の人数は約4万人と7割以上を占めており、高齢化や人手不足が課題となっている。本提携ではまず、秋に収穫のピークを迎えるりんごの選果場等で、スキマバイトサービス「タイミー」を活用し、JA共選所・集出荷場等の人手を確保する。さらに、JA長野中央会が窓口となって組合員である農家に「タイミー」を紹介することで、各農家の労働力不足解消を目指し、同社とJA長野中央会の双方が各農家へサポートを提供しつつ、「タイミー」を利用しやすい体制を構築する。
同社は、これまで培ってきた知見やノウハウを活かし、JA長野中央会と連携することにより、長野県の農業分野における人手不足解消に貢献するとともに、将来的な就農人口の増加にも貢献していく。