以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年10月5日10時に執筆
皆様、おはこんばんちは。夕刊フジが来年2025年1月末にまさかの休刊。それは同紙連載の『株1グランプリ』で年間グランプリ優勝を目指し切磋琢磨してきたわたしにとって、新たな戦地を探す旅が始まった事を意味します。地方地場筋主催や合同コンペなど、ヒリつくオファー、待っています…株業界の小さなアジャコング、さなさえです。
夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も2年目…はや89回目です。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<石破政権とマーケット>
あれほど「金融所得課税を強化すべし」と主張していた方が新首相になった事で、マーケットはアレルギー『石破ショック』を引き起こして急落。さらに総裁選前にはあれだけ「すぐにはしない」と言っていた解散総選挙を即時表明したり、自民党のイメージダウンの主因であった裏金議員を衆院選で公認する方針としたり…(中略)…極めつけは、あれだけ利上げ推進を主張していたにも関わらず、首相になったとたんに日銀追加利上げへの否定的な見解を述べて為替や円安&株高を引き起こすなど…総裁選からわずか一週間ではありますが、石破茂新首相のその『お人柄』に触れて、マーケットは早くも「あー、そういう人だったのね…」と、落ち着きを取り戻したように見えますね。
目先には今の自民党(与党)に対して国民の意志が示される衆院選挙が迫っているのですが、そんな日本のドタバタ政権を横に、マーケットは新たなトレンドを創出し続けています。今回は直近の市場の話題となったテーマと、わたしが選ぶ注目株を中心にご紹介していきます。
<あのニュースが株価を刺激!その上昇期待株とは?>
まずは10月4日付の日経新聞が「3日に健保連が高齢者の窓口負担や高額医療費補助の患者負担を引き上げる要望を提出した」と報じられた事で、どちらかと言えば目新しいテーマの『予防医療関連』へと物色が入ったようです。まずはそのシンボルストックとしてエムスリー<2413>が動いていましたね。わたしはこれを受けてメディカルプラットフォーム事業とスマートクリニック事業を展開するGENOVA<9341>をチェック。上場からわずかな期間でプライムへと市場変更するなど、業績と共に成長性への期待も十分だと見ています。その他、風邪薬「改源」で知られたカイゲンファーマを子会社に持つ堺化学<4078>、産業医支援のメンタルヘルステクノロジーズ<9218>なども面白そうですね。
そして同じく3日、米グーグルでは原子力発電所から調達した電力をデータセンターで利用する検討が進めていると報じられ、そこから九州電力<9508>、北海道電力<9509>、東北電力<9506>が買われていましたね。いずれも共通するのが、TSMCやラピダス、PSMCなどの半導体工場新設での需要と思惑がありますよね。それに伴って、電設関連の関電工<1942>、住友電設<1949>、北陸電気工事<1930>なども要チェックです。
最後は、結局続く日銀の利上げで目先続きそう円高メリット関連として、インバウンド人気が続くラウンドワン<4680>、米国で住宅事業を手掛ける住友林業<1911>、小売り業から業績期待が高そうなワールド<3612>、三陽商会<8011>をピックアップしたいと思います。
はい、ホントはもっと色々ご紹介したいのですが…今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』