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東証グロ-ス市場250指数は3日ぶり反発、大型株に関心向かい薄商い継続

Fisco ·  2024/10/15 16:13

東証グロース市場指数 817.96 +3.09 /出来高1億3977万株/売買代金972億円

東証グロース市場250指数 640.69 +2.50 /出来高1億651万株/売買代金839億円

本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はともに3日ぶりに反発。値上がり銘柄数は295、値下り銘柄数は260、変わらずは33。

14日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は201.36ドル高の43065.22ドル、ナスダックは159.75ポイント高の18502.69で取引を終了した。小幅利下げ観測を受けた売りと、中国政府による追加財政策を背景とした需要回復期待を受けた買いが交錯し、寄り付き後、まちまち。その後、主要企業決算への期待が後押しし、相場は上昇した。さらに、半導体エヌビディアの上昇がナスダックを押し上げ、終盤にかけて上げ幅を拡大。ダウは連日で過去最高値を更新した。

米国株上昇を受けて、グロース市場も買い優勢で取引を開始したが、プライム市場の大型株に関心が向かい、グロース市場250指数は寄り付き後、上げ幅を縮小しマイナス圏での推移となった。売り買い一巡後は、先週末終値水準でのもみ合いとなり小幅高で取引を終えたが、売買代金は1000億円に届かないなど商い閑散は継続。大型株中心の相場展開となり、グロース市場に目立った物色は向かわなかった。

個別では、先週末に上場したオルツ<260A>に短期資金が向かいストップ高となった。時価総額上位銘柄では、GMOフィナンシャルゲート<4051>、トライアル<141A>、インテグラル<5842>などが買われた。値上がり率上位には、免疫生物研究所<4570>、コンヴァノ<6574>、QPS研究所<5595>などがランクイン。

一方、前週末に買われたAeroEdge<7409>が反動安で売り優勢となったほか、インタファクトリ<4057>も同様の展開となった。時価総額上位銘柄では、タイミー<215A>が下落し上場来安値まであと僅かに迫ったほか、フリー<4478>、アドベンチャー<6030>もさえない。値下がり率上位には、リックソフト<4429>、光フードサービス<138A>、地域新聞社<2164>などがランクイン。

東証グロース市場コア指数採用銘柄は、GMOフィナンシャルゲートのほか、ウェルスナビ<7342>、トライト<9164>、ispace<9348>などがしっかり。


[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]

・値上がり率上位10位

コード銘柄現値前日比前比率
14570免疫生物研究所5058018.82
2260Aオルツ68510017.09
34412サイエンスアーツ6209016.98
46574コンヴァノ175022114.45
55129FIXER9949610.69
65591AVILEN10409710.29
75246ELEMENTS683568.93
85595QPS研究所16861318.42
97083AHCグループ13691068.39
107049識学664497.97

・値下がり率上位10位

コード銘柄現値前日比前比率
19270バリュエンス824-297-26.49
24429リックソフト1234-265-17.68
3138A光フードサービス2910-485-14.29
44397チームスピリット349-53-13.18
5205AロゴスHD2310-315-12.00
64057インタファクトリ530-61-10.32
72164地域新聞社340-34-9.09
83803イメージ情676-64-8.65
97409AeroEdge2079-194-8.53
10190AChordia272-24-8.11
これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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