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東証グロース市場指数は反発、後場はこう着感強まるも概ね堅調

Fisco ·  10/21 03:32

東証グロース市場指数 807.74 +10.04 /出来高1億4652万株/売買代金819億円

東証グロース市場250指数 631.91 +8.54 /出来高1億100万株/売買代金667億円

本日のグロース市場では、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はともに反発。値上がり銘柄数は342、値下り銘柄数は199、変わらずは45。

18日の米国市場でダウ平均は36.86ドル高の43275.91ドル、ナスダックは115.94ポイント高の18489.55で取引を終了。住宅着工件数が冴えず、寄り付き後まちまち。過去最高値付近からの利益確定売りや、景気の楽観的見解の後退で、ダウは終日軟調に推移した。ナスダックは携帯端末のアップル(AAPL)や半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引したほか長期金利の低下もあって堅調に推移し、相場全体を押し上げた。終盤にかけてはダウも再びプラス圏を回復し連日で過去最高値を更新。

東証グロース市場指数は前週末水準で始まると、その後は上げ幅を拡大。前場中頃に一時伸び悩む場面もあったものの、前引けにかけて再度強含んだ。なお、後場はこう着感が強まる展開に。

個別では、19.26%高となったABEJA<5574>が上昇率トップに。エヌビディア関連として物色が向かったもよう。また、イトクロ<6049>は24年10月期業績予想の上方修正が材料視され、ベースフード<2936>は前週からの資金流入の流れが継続しそれぞれ大幅高。売買代金上位銘柄では、ドリコム<3793>、Chordia<190A>などが上昇。その他値上がり率上位銘柄では、KaizenPF<4170>、ファーストアカウンティング<5588>、グロームHD<8938>などがランクイン。

一方、11.12%安となったラストワンマイル<9252>が下落率トップに。25年8月期の2桁最終減益予想が嫌気されたもよう。売買代金上位銘柄では、オルツ<260A>、カバー<5253>などが下落。その他値下がり率上位銘柄では、Heartseed<219A>、イオレ<2334>、トラースOP<6696>などがランクイン。

なお、東証グロース市場Core指数の構成銘柄では、GNI<2160>、弁護士ドットコム<6027>、ispace<9348>などが上昇。


[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]

・値上がり率上位10位

コード銘柄現値前日比前比率
15574ABEJA242739219.26
24170KaizenPF2083016.85
35588ファーストA121015614.80
48938グロームHD7499214.00
52936ベースフード4084713.02
66049イトクロ2552711.84
79271和心5535511.04
8190AChordia3153110.92
97352TWOST806729.81
105132pluszero23692069.52

・値下がり率上位10位

コード銘柄現値前日比前比率
19252ラストワンマイル2813-352-11.12
2219Aハートシード1358-122-8.24
32334イオレ618-46-6.93
46696トラースOP413-26-5.92
57072インテM700-43-5.79
6260Aオルツ588-32-5.16
74391ロジザード1378-63-4.37
85616雨風太陽1383-48-3.35
93803イメージ情583-20-3.32
109258CS-C379-13-3.32
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