① 中国エネルギー建設グループと日本三菱電力で構成される財団が、アルワハダ発電所契約で約5.95億ドルの入札に成功しました。② この発電所はモロッコ国内最大の規模となります。
財联社10月24日報(編集 李林/インターン編集 陳宇嘉)中国エネルギー建設グループ(CEEC)と日本三菱パワーが組んだコンソーシアムが、モロッコディラムで約5.95億ドル相当のEPC契約を受注しました。
中国エネルギー建設集団は、近年中東北アフリカ市場の拡大に積極的であり、例えば今年8月にサウジPIF第4段階Haden 2GW太陽光発電プロジェクトEPC契約に参加し、契約額は97.2億ドルです。
今回の中日コンソーシアムは、900MWのアルワハダ発電所のエンジニアリング、調達、建設(EPC)契約を担当します。
このコンソーシアムは、モロッコのウズザン州Lmjaara市にガスタービン連携サイクル(CCGT)発電所を建設します。この発電所はモロッコ国内で最大規模となり、また、400MWのTahaddart発電所と450MWのAin Beni Mathar発電所に続くモロッコの3番目のCCGTプロジェクトとなります。
今回の落札は、中国エネルギー建設集団と三菱電力が国際電力建設分野での協力に重要な突破口をもたらしたことを示し、コンソーシアムの大規模発電所建設と運営における強力な実績と豊富な経験を示しています。
アルワハダ発電所プロジェクトの進行と共に、モロッコの電力供給能力がさらに向上し、現地の経済社会発展により安定かつ信頼性の高いエネルギー保障が提供されます。