米供給管理協会(ISM)が発表した米10月ISM非製造業景況指数は56.0となった。9月54.9から低下予想に反し改善し、22年7月来で最高。4カ月連続で活動の拡大となる50を上回った。
事前に発表された米10月サービス業PMI確定値は55.0と、予想外に速報55.3から下方修正された。7月来の低水準。ただ、活動拡大となる50を21カ月連続で上回った。米10月総合PMI確定値は54.1と、速報54.3から予想外に下方修正された。9月54.0から上昇。
米10月ISM非製造業景況指数の結果を受けて、景気見通しが改善し米国債相場は続落。10年債利回りは4.36%まで上昇した。ドル買いが強まり、ドル・円は151円77銭の安値から152円18銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0911ドルから1.0895ドルまで下落。ポンド・ドルは1.3021ドルの高値から1.2990ドルへ反落した。
【経済指標】
・米・10月ISM非製造業景況指数:56.0(予想:53.8、9月:54.9)
・米・10月総合PMI確定値:54.1(予想54.3、速報54.3)
・米・10月サービス業PMI確定値:55.0(予想55.3、速報:55.3)