第21回日本e-Learning大賞「生成AI特別部門賞」受賞のご報告
SHIFTは、SHIFTグループ従業員を対象とした社内向けキャリアUP制度「トップガン」(以下 トップガン)において、この度一般社団法人日本オンライン教育産業協会と株式会社産業経済新聞社が主催する第21回日本e-Learning大賞「生成AI特別部門賞」を受賞しました。
なお、生成AIに関連した取り組みに着目いただいての受賞は今回が初めてとなります。
■日本e-Learning大賞とは
企業・学校・自治体などにおける、e-learningを活用したコンテンツ・サービス・ソリューションの中からとくに優れたものを選出するアワードです。経済産業省、文部科学省、厚生労働省、総務省の4つの大臣賞が付与されるのは教育をテーマとしたアワードではほかに例がなく、毎年大きな注目を集めています。
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■トップガンとは
今回受賞したトップガンは、従業員の業務スキル向上を目的とし、業務の分解・分析、形式知化といった自社ノウハウをもとに開発された、SHIFT独自の教育プログラムです。SHIFTグループの従業員を対象にした社内制度として2020年から提供を開始し、e-learningの活用、従業員同士が自由に学び合えるオンラインサロンなどの運営を通じて従業員の自律的なキャリア形成を後押ししています。
トップガンでは、従業員が自主的にe-learningやオンラインで学習したのち、検定試験に臨みます。検定の合格は従業員のスキルを証明する指標の一つとして認められるため、上位の職種、役割でプロジェクトに配置されることが確約され、成果を出すことで昇給と連動する仕組みとなっています。
「スキルアップ」 「営業力」 「評価制度」が密接に連携した教育システムを構築することで、従業員は給与のみならず、自身の市場価値の向上を肌で感じることができ、SHIFTは高付加価値人材を継続的に生み出すことができるという両者にとってwin-winの制度となっています。
なお、トップガンの受験者は年々右肩上がりに伸びており、2024年6月には単月受験者数が1,000人を突破しました。※
■トップガンにおける生成AIの活用について
トップガンは、業務分析、検定開発のスペシャリストを集めた能力開発室が、制度設計から開発、運用までを担当し、2020年の提供開始当時より、独自のノウハウをもとに教材や検定問題の開発・改良を重ね、制度を成長させてきました。2023年より、教材や検定の開発、採点において生成AIを導入。問題の自動生成(約2億パターン)を実現したほか、運営・採点においてもAIやPower Platformにより自動化することにより、受検完了と同時に結果が受検者に通知される仕組みを開発し、問題の精度向上やスピード感のある学習サイクルを実現しました。なお、生成AIは受験者の学習支援にも活用されており、IT未経験者の育成速度は約2倍となるなど、学習プログラムの大幅な制度向上に貢献しています。
このように、e-learningに生成AIを活用することで、トップガンが従業員のスキル向上やキャリア形成により大きく寄与することが可能となり、サービス価値の向上につながっている点が評価されたと考えております。
これからもSHIFTは、グループをあげて優秀な人材を採用・育成することで企業力を向上し、お客様や社会に貢献すべくまい進してまいります。
今後も、SHIFTグループの取り組みにご注目いただき、ご支援賜りますようお願い申し上げます。
※【コーポレートニュース】SHIFT独自のキャリアUP制度「トップガン検定」の受験者数が、単月で1,000人を突破 検定受験を加速させ、従業員のキャリアアップと企業成長の両立を目指す(2024年6月17日)
以上
<本ニュースに関するお問い合わせ先>
株式会社SHIFT 広報IR部 広報室
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