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東証グロ-ス指数は続伸、買い一巡後に上げ幅縮小もプラス圏で終了

Fisco ·  11/07 03:40

東証グロース市場指数 798.98 +1.86/出来高 1億8144万株/売買代金 993億円

東証グロース市場250指数 622.74 +1.29/出来高 7772万株/売買代金 715億円

本日のグロース市場は、グロース市場指数、グロース市場250指数はそろって続伸、値上がり銘柄数は312、値下り銘柄数は225、変わらずは52。

本日のグロース市場は堅調な展開となった。前日6日の米国市場は堅調に推移した。大統領選挙通過で不透明感払拭に買われ、規制緩和などが企業の収益増につながるなど第2次トランプ政権のプロビジネス策への期待に買いが加速した。景気にも楽観的な見解や連邦準備制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ期待に相場は盛り上がりを見せた。米国株の大幅上昇を受けて、新興市場も買い優勢で取引を開始。寄付き後は大幅に上昇したが、トランプ氏勝利は既に前日の急騰で織り込まれていたことから、買い一巡後は一気に上げ幅を縮小して一時マイナス圏に転落する場面も見られた。ただ、投資家心理の改善から決算発表を手掛かりにした個別物色の動きも活発で、指数はプラス圏で取引を終了した。

個別では、通期業績予想及び配当予想の修正を発表したGMOメディア<6180>が22%高のストップ高で値上がり率トップに、直近軟調に推移していたHmcomm<265A>は買い戻し優勢から17%高のストップ高となった。また、連日買い優勢の展開が続いているSapeet<269A>が16%高で大幅に上昇した。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>やGENDA<9166>などが堅調に推移、値上がり率上位には、アイ・パートナーズ<7345>、AeroEdge<7409>などが顔を出した。一方、直近上昇していたBirdman<7063>が利食い売りから急落して19%安のストップ安で値下がり率トップに、24年12月期第3四半期の業績を嫌気されたGMOTECH<6026>が18%安のストップ安となった。また、25年3月期上期の営業利益が前年同期比26.7%減となったセレンディップ・ホールディングス<7318>が10%安となった。時価総額上位銘柄では、トライアル<141A>やジーエヌアイ<2160>などが軟調に推移、値下り率上位には、グロースエクスパートナーズ<244A>、フォースタートアップス<7089>、CaSy<9215>などが顔を出した。

東証グロース市場Core指数では、GENDA、フリー、トライト<9164>などが上昇した。


[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]

・値上がり率上位10位

コード銘柄現値前日比前比率
16180GMOメディア374570022.99
2265Aエイチエムコム100115017.63
35025マーキュリー68110017.21
4269ASapeet7110100016.37
57345アイパートナーズ5996712.59
67409AeroEdge21501758.86
75588ファーストA1329957.70
85572リッジアイ21241447.27
92936ベースフード499337.08
104575CANBAS932586.64

・値下がり率上位10位

コード銘柄現値前日比前比率
17063バードマン610-150-19.74
26026GMOTECH6810-1500-18.05
34833Defcon94-13-12.15
47318セレンディップ1435-173-10.76
54591リボミック79-6-7.06
6244Aグロースエクスパ3345-245-6.82
77089フォースタ922-57-5.82
89215CaSy800-44-5.21
93187ミラタップ385-19-4.70
104598DELTA-P610-27-4.24
これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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