11月7日、上海高電開示によると、格力電器はオークション取引方式で当該企業の株式3628.29万株を保有し、最新の資本金の3.3804%を占める予定だ。
海立株価が11月6日の終値15.39元/株で計算すると、今回の格力電器の売却額は5.58億元になるだろう。
売却後、格力電器の株式保有比率は8.31%から5.03%に変動し、格力電器およびそれに連動する香港格力電器販売有限公司(以下、「香港格力」という)の合計株式保有比率も、8.91%から5.63%に変動した。格力電器と香港格力の保有株式数も、以前の9671.3750万株から6,043.0850万株に減少した。
格力電器による海立株式の排出は11月7日に再び制限価格となり、4回制限価格後、株価は2017年9月下旬以来の高値をつけた。期間を延長すると、最近の海立株は二次市場で明らかに資金を吸収している。Choiceデータによると、9月から現時点まで、この企業の株価は233%以上上昇している。
過去、海立株価は低迷していたが、今回の株価急騰に伴い、格力電器は売却の好機を見出した。近期の格力電器は、海立株式の保有だけでなく、10月上旬にはwingtech technologyも売却していることにも注意が必要だ。
今回の売却対象となった海立株式は、ホワイトアプライアンスおよび新エネルギー車のコア部品と暖冷関連製品の研究開発製造業者であり、実質的な所有者は上海国有資産管理委員会である。
これまでの報道によると、格力は取引所を通じた集中競争取引によって海立株式の全株式を購入した。初期の段階から、2007年に格力電器は海立株式の株主となっていた。2017年第3四半期から、海立株の上位10の浮動株保有者の1つとなり、続いて2018年に香港格力との合計保有比率が11%近くになった。
業績面では、海立株式は2024年第3四半期にわずかな減少が見られ、企業の売上高は151.73億元に達し、前年同期比0.06%減少し、当期純利益は2271.09万元に達し、前年同期比146.95%増加した。