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ミアヘルサホールディングス---2Qは増収・大幅増益、全事業部門が増収を果たす

Fisco ·  11/12 14:22

ミアヘルサホールディングス<7129>は11日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.6%増の114.98億円、営業利益が同399.8%増の1.24億円、経常利益が同494.0%増の1.20億円、親会社株主に帰属する中間純利益が1.11億円(前年同期は0.32億円の損失)となった。

医薬事業の売上高は前年同期比3.6%増の47.11億円、セグメント利益は同9.3%増の2.65億円となった。当中間連結会計期間において、2024年7月に医療モール型薬局(東京都立川市)1店舗を出店した。業績は、処方箋枚数は、前連結会計年度及び、当中間連結会計期間に出店した新規出店効果により、前年同期比105.1%となった。処方箋単価については、2024年4月に実施された調剤報酬改定・薬価改定の影響で低下したが、高額医薬品の処方箋枚数が増加したことに加え、後発医薬品調剤体制加算及び、「かかりつけ薬局」としてのサービスの充実等への取り組みを実施し、技術料の加算獲得に努めたことで、調剤報酬改定・薬価改定の影響を最小限に留めた。なお、当中間連結会計期間末における調剤薬局店舗数は、43店舗(前連結会計年度末比+1店舗)となった。

子育て支援事業の売上高は前年同期比3.7%増の45.71億円、セグメント利益は同12.7%増の3.64億円となった。当中間連結会計期間において、認可保育園1園及び、学童クラブ1ヵ所を開設した。業績は、既存保育園を中心に園児数が減少したが、2023年4月に開設した認可保育園の園児数が増加したほか、2024年4月に開設した学童クラブ等の業績が寄与したことに加え、保育士等の適正人員の配置を図ったことで加算獲得に努めた。また、2024年3月末に不採算であった東京都認証保育園の閉園により効率化が図られたことで、採算性が向上した。なお、当中間連結会計期間末における運営事業所数は、79事業所(前連結会計年度末比+2事業所)となった。

介護事業の売上高は同10.4%増の17.71億円、セグメント損失は0.21円(前年同期は0.85億円の損失)となった。2023年8月に開設した「ホスピス対応型ホーム(定員61名)」のサービス付き高齢者向け住宅(併設事業所3事業所(居宅介護支援事業所1事業所、訪問介護事業所1事業所、訪問看護事業所1事業所))の利用者数が増加したことに加え、入居者・利用者数の獲得に向けた営業活動を引続き強化したことで、サービス付き高齢者向け住宅の入居者数及び、併設事業所の利用者数も高稼働率で推移したことで増収となった。また、前連結会計年度に実施した不採算事業所の閉鎖により、採算性が改善されたことで、赤字幅縮小となった。なお、当中間連結会計期間末における介護事業所数・施設数は、65事業所(前連結会計年度末比±0事業所)となった。

その他(食品事業)の売上高は前年同期比3.1%増の4.43億円、セグメント利益は同65.4%増の0.09億円となった。学校給食部門の業績は、物価上昇の影響があったことで、低調に推移した。また、同社がフランチャイジーとして店舗展開している銀のさら(3店舗)の業績は、宅配食ニーズの落込みにより顧客数は減少したものの、物価高騰を反映した価格改定による顧客単価の上昇により、堅調に推移した。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.8%増の229.00億円、営業利益が同24.0%増の4.90億円、経常利益が同28.3%増の4.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が2.90億円とする期初計画を据え置いている。

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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