Currently approved inflammatory disease therapies are not designed to achieve inflammation resolution or tissue repair, which are both required for remission.1 Nektar has identified a CSF-1R agonist with a differentiated pharmacokinetic (PK)/pharmacodynamic (PD) profile compared to the native CSF-1 cytokine. Reduced clearance enables sustained PD activity from a single dose, unlike historical multiple dose per day necessary regimens of recombinant human CSF-1 administration. This CSF-1R agonist, NKTR-422, demonstrated inflammation resolution and tissue repair markers induction in tissue resident macrophages without induction of monocytosis and enhanced the efficacy of inflammatory cytokine blockade in rodent models.ネクターセラピューティクスは、2024年アメリカリウマチ学会のコネバージェンスで新しいCSF-1プログラムであるNKTR-422の初めての前臨床データを発表しました。NKTR-422は、慢性炎症状態の複数の前臨床モデルにおいて炎症の解消と組織修復を示しました。
- NKTR-422は慢性炎症状態の複数の前臨床モデルにおいて炎症の解消と組織修復を示しました -
サンフランシスコ、2024年11月18日 /PRNewswire/ -- ネクターセラピューティクス（ナスダック: NKTR）は、2024年アメリカリウマチ学会（ACR）会議においてNKTR-422の前臨床データを強調した口頭発表を行ったと発表しました。この会議は2024年11月14日から19日までワシントンD.C.で開催される予定です。
NKTR-422は、選択的に炎症の解消過程を調整するために設計された新しい修飾された造血コロニー刺激因子（CSF）タンパク質で、抗炎症的な組織常駐マクロファージの拡大、再プログラム、活性化を標的とします。
現在承認されている炎症性疾患の治療法は、寛解に必要な炎症の解消や組織修復を達成するようには設計されていません。ネクターは、天然のCSF-1サイトカインと比較して異なる薬代動学（PK）/薬力学（PD）プロファイルを持つCSF-1Rアゴニストを特定しました。クリアランスが減少することにより、再組換えヒトCSF-1投与の歴史的な1日複数回投与レジメンとは異なり、単回投与から持続的なPD活性を可能にします。このCSF-1RアゴニストであるNKTR-422は、単球増加を誘導することなく、組織常駐マクロファージにおける炎症解消および組織修復のマーカー誘導を示し、齧歯類モデルにおける炎症性サイトカインブロッケードの効果を高めました。
