$東京海上ホールディングス (8766.JP)$が売り気配。同社は19日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の8700億円から8800億円(前期比26.5%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは8971億円。正味収入保険料、生命保険料および今期発生の自然災害に係る正味発生保険金などを踏まえた。
25.3期上期(4-9月)の連結純利益は6885億円(前年同期比3.4倍)だった。市場コンセンサスは5754億円。国内損害保険事業および海外保険事が増収増益となったことなどが寄与した。
併せて、25.3期の中間配当を従来予想の79.5円に対し81円(前期中間は60.5円)に決定し、期末配当予想を79.5円から81円(前期末は60.5円)に上方修正すると発表した。年間配当は159円→162円(前期は123円)となる。
なお、業績見通しがコンセンサスを下回ったことで、株価は売りが優勢となっている。