★11:14 アドバンテスト-底堅い 同社社長「中核部品を長期契約」 ROIC現場浸透=日経
アドバンテスト<6857.T>が底堅い。日本経済新聞電子版は20日11時に、同社が半導体製造装置のサプライチェーンをてこ入れすると報じた。津久井幸一社長が日本経済新聞の取材で語ったという。
中核部品の主要な半導体で長期の調達契約を結び、装置の生産委託先や部品取引先に生産能力を引き上げてもらう。供給網の寸断リスクなどに備え、旺盛なAI需要を着実な成長につなげる。
津久井社長は資本効率改革への意欲も示したという。6月に発表した27年3月期まで3年間の中期経営計画では経営指標の一つに投下資本利益率(ROIC)を掲げた。3カ年の平均で18~28%をめざす。トップの旗振りのもと、事業別にROICを高める道のりをツリー状に分解して施策の検討・評価に使い、資本効率の改善を現場に浸透させるとしている。
★11:17 ウエルシアHD-野村が目標株価引き下げ 業績はまだ厳しい状況が続こう
ウエルシアホールディングス<3141.T>が続落。野村証券では、業績はまだ厳しい状況が続くと予想。レーティングは「Neutral」を継続し、目標株価を2300円→1950円に引き下げた。
野村では、業績面は同業他社と比べて厳しめな状況が続いていると指摘。たばこの販売店舗数減少などの影響も鑑みれば、販売モメンタムの急激な改善には期待し難いと考えている。今後の業績や販売の改善時期を探る局面との見方は不変であるが、本格的な業績改善はまだ先とみている。