unerry<5034>は25日、東京都狛江市、東日本電信電話(NTT東日本)、ティアフォー、マップフォー、計量計画研究所と構成するコンソーシアムが、総務省令和5年度補正予算「地域デジタル基盤活用推進事業(自動運転レベル4検証タイプ)」にて、2024年4月から、ローカル5G等を活用した遠隔自動運転の実証を進めていることを発表。
実証実験の目的は、歩行者、自転車、バイクなどが共存する環境下において、遠隔型自動運転バスおよび道路に設置したスマートポールの適用性を検証し、様々な交通手段と共存したモビリティサービスの構築を目指す。
実証内容は、通信が混雑するエリアや電波強度が弱いエリアにおいて、ローカル5G等の通信技術やスマートポールの活用によってスムーズな自動走行実現を目指した技術実証を行う。
今後は、狛江市をパイロット地域とし、地域公共交通会議等を通じて交通事業者や住民の理解を深め、2027年度の社会実装を目指す。また、このモデルを他自治体へ展開し、乗務員不足などの地域交通課題の解決をはかる。