金吾財信 | 海通証券は、小鵬車(09868)が2024年第3四半期に売上高が1,010億元を達成し、前年同期比+18%、前四半期比+25%と発表した。純損失は181億元で、2023年第3四半期の損失が389億元、2024年第2四半期の損失が128億元であった。
当該行によると、24第3四半期の企業の粗利率は15.3%で、前年同期比+18.0ポイント、前四半期比+1.3ポイント;車の粗利率は8.6%で、前年同期比+14.7ポイント、前四半期比+2.2ポイント;サービスおよびその他の利益率は60.1%であった。企業の2024年第3四半期業績によると、車の粗利率の年間比較上昇は主に費用の低減と車種製品ラインアップの改善によるものであり、四半期比の上昇は主に費用の低減によるものであった。小鵬車公式アカウントによると、小鵬P7+の上場24時間での正式注文は3.2万台を超え、素晴らしい成績を収めたとのこと。当該行は、M03とP7+の成功した上場が、小鵬車の大規模製品サイクルの成長の正のサイクルが既に始まったことを示していると考えている。大規模製品サイクルは販売量の増加だけでなく、より健全な粗利および現金流をもたらし、AI自動車の技術開発を支援するだろう。
当該行は、企業の2024/25/26年の売上高をそれぞれ409/790/1,048億元、親会社の当期純利益をそれぞれ-55/-20/32億元と予想しており、PS法を用いて企業評価を行っており、企業の2024年11月26日の終値時の時価総額に対応する2024/25/26年のPSはそれぞれ1.9/1.0/0.7倍である。比較会社を参考に、当該行は企業に対して2025年のPSが1.2-1.4倍と評価し、適正価値の範囲は1香港ドル=0.92人民元の為替レートで換算して54.27-63.32香港ドルであるとしている。"大市場の上"の評価を継続。