格隆汇12月3日丨益方生物(688382.SH)は、自社開発のTYK2を標的とした新型経口選択的抑制剤D-2570が最近、銀屑病に対する第II相臨床試験を完了し、積極的な臨床試験結果を得たことを発表しました。
本試験は多施設、無作為、二重盲検、プラセボ対照の第II相臨床研究で、D-2570が中等度から重度の板状銀屑病に対して有効性と安全性を評価することを目的としています。試験計画に基づき、本試験では合計161名の銀屑病患者を登録し、3つの異なる用量のD-2570およびプラセボを投与しました。試験の主要な終点は、治療12週時の銀屑病の面積および重症度指数(PASI)が基準に対して75%以上改善した被験者の割合(PASI75)です。本試験の初期結果は、3つの用量群がすべて主要な終点を達成したことを示しています。その他のいくつかの効果測定指標、包括的に言えばPASI90、PASI100(PASIスコアが基準に対して90% および100%改善)、および静的臨床医全体評価(sPGA)0/1(すなわち皮膚病変が完全に除去または基本的に除去された)についても非常に顕著な改善が見られました。
毎日一回、低、中、高用量のD-2570を服用した患者は、12週後にPASI75応答率が85.0%-90.0%で、プラセボ群(12.5%)に比べて有意に高く、主要な終点を達成しました。3つの用量群のPASI90応答率は70.7%-77.5%、プラセボ群は5.0%でした。PASI100応答率は39.0%-50.0%、プラセボ群は2.5%でした。sPGA0/1応答率は80.5%-87.5%、プラセボ群は20.0%でした。プラセボ群に比べて、各群のすべての効果指標は統計的に有意な差を示しました(P