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東証グロ-ス指数は大幅反落、終日マイナス圏で軟調推移

Fisco ·  12/04 16:35

東証グロース市場指数 816.20 -10.08/出来高 1億6160万株/売買代金 1088億円

東証グロース市場250指数 638.08 -8.67/出来高 1億470万株/売買代金 845億円

本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数は大幅反落、値上がり銘柄数は157、値下り銘柄数は391、変わらずは44。

本日のグロース市場は軟調な展開となった。前日3日の米国市場はまちまち。ダウは手仕舞い売りが継続し終日軟調に推移したものの、JOLT求人件数が労働市場の底堅さを再表明したため景気に楽観的な見方が強まり下げ止まり、終盤にかけて下げ幅を縮小した。ナスダックはアップルやアマゾンなどが買われ、終盤にかけて上げ幅を拡大し連日で過去最高値を更新。

まちまちで終了した米株市場を横目に、東証グロース市場指数は反落してスタート。朝方に下げ幅を広げた後は一時買い戻しが広がったが、前引けにかけて再度売りが広がり安値814ptまで値を下げた。後場からは買い手に乏しく、終盤まで本日安値圏でもみ合う展開が続いた。韓国情勢などが重しとなり、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)がさえない値動きとなる中、新興市場は売り手優位の状況が続いた。

個別では、前日から売り優勢の展開が続いているククレブ・アドバイザーズ<276A>が7%安に、直近高値圏から軟調推移が続いているプレイド<4165>が6%安となった。また、前日まで上昇していたクオリプス<4894>が利食い売り優勢から6%安となった。時価総額上位銘柄では、トライアル<141A>やジーエヌアイグループ<2160>などが軟調に推移、値下り率上位には、ソレイジア・ファーマ<4597>、ストリームM<4772>、QDレーザ<6613>などが顔を出した。

一方、前日に続いて株主優待制度の新設を好感されたリビン・テクノロジーズ<4445>が23%高のストップ高で値上がり率トップに、文科省の最先端技術及び教育データ利活用に関する実証事業に採択されたInstitution for a Global Society<4265>が9%高となった。また、クチコミマーケティングで生成AI法令チェックツールをリリースしたアイズ<5242>が7%高となった。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>やGENDA<9166>などが堅調に推移、値上がり率上位には、BTM<5247>、グロービング<277A>、アイズ<5242>などが顔を出した。

東証グロース市場Core指数では、トライアル、ライフネット<7157>、ジーエヌアイグループなどが下落した。


[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]

・値上がり率上位10位

コード銘柄現値前日比前比率
14445リビンT207040023.95
25247BTM370070023.33
3277Aグロービング7370100015.70
43185夢展望1502015.38
54255THECOO76510015.04
67695交換できるくん314028910.14
74265IGS332299.57
8264ASchoo1162928.60
95242アイズ17201197.43
109236ジャパンM&A1092727.06

・値下がり率上位10位

コード銘柄現値前日比前比率
14597ソレイジア46-4-8.00
2276Aククレブ1101-84-7.09
34894クオリプス5100-370-6.76
44772ストリームM126-9-6.67
54165プレイド1214-84-6.47
6176Aレジル1930-118-5.76
74594ブライトパス50-3-5.66
86613QDレーザ306-18-5.56
99348ispace517-28-5.14
104375セーフィー830-44-5.03
これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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