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地質調査船「EK HAYATE」のお披露目会実施について

川崎汽船 ·  12/11 23:00

2024年12月12日
川崎汽船株式会社
川崎近海汽船株式会社
ケイライン・ウインド・サービス株式会社
EGS Survey Pte Ltd
EK Geotechnical Survey合同会社

川崎汽船株式会社(以下、「川崎汽船」)と川崎近海汽船株式会社の合弁会社であるケイライン・ウインド・サービス株式会社(以下、「KWS」)とEGS Survey Pte Ltd(以下、「EGS」)が、海洋地質調査事業を対象として設立したEK Geotechnical Survey合同会社(以下、「EKGS」)は、11月25日から5日間にわたり、広島港にて、EKGSが保有する地質調査船「EK HAYATE」のお披露目会を実施しました。

同期間中には、洋上風力発電に関わるお客様だけでなく、CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)などに関連した海洋開発・調査・工事に携わる方々、総勢約120名のお客様に、本船やリグ(掘削装置)などの各種調査機材をご見学いただきました。

【お披露目会の様子】

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地質調査を通じて、海底の地下構造を明らかにすることで、洋上風力発電の実施可能な海域を判断し、施設の配置計画や設計を検討することができます。本船は、日本籍の地質調査船として、定点保持装置であるダイナミック・ポジショニング・システム(DPS)や動揺補正機能を備えた最新のリグを搭載し、土壌のサンプル採取や洋上ボーリングなどを行います。また、甲板上には各種の測定機器からなるラボを備えており、洋上での即座のラボテストが実施可能など、限られた工期の中で、安全かつ効率的な調査環境を提供します。

EKGSは、本船ならびに川崎汽船・EGS両グループのアセットも活用し、社会のカーボンニュートラル化に向けた洋上風力発電産業の発展に貢献してまいります。

全長

78メートル

全幅

17メートル

喫水

6.3メートル

デッキ面積

750㎡

最大収容人数

50人
(本船乗組員を含む)

船籍

日本

母港

広島県 呉港

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KWSについて
日本が掲げる2050年のカーボンニュートラル社会実現にむけ、急速にニーズが高まっている洋上風力発電関連の作業船・輸送船に関わるビジネスプラットフォームとして、2021年に設立されました。川崎汽船グループの船隊を活用しつつ、その他の各種作業船への取り組みも強化し、洋上風力発電産業の発展に寄与することを目指します。

EGSグループについて
欧州、アメリカ、アジア、オーストラリアなど、世界各地に拠点を持つ、1974年設立の海洋地質調査会社です。再生可能エネルギーをはじめとし、石油やガスなどの海洋インフラ開発のための地質調査サービスおよびソリューションを提供しており、海洋調査に関連する幅広い分野での専門性を有しています。日本近海においても、海底電話線敷設向けの調査実績が数多くあります。

【参考リリース】
2024年10月3日付:海洋地質調査事業会社の設立と地質調査船「EK HAYATE」の就航

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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