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個人投資家・有限亭玉介:年末ラリーに強気維持なら上昇期待のかかる中小型・個別株チェック【FISCOソーシャルレポーター】

Fisco ·  12/14 09:00

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2024年12月9日12時に執筆

振り返れば植田ショックに石破ショックと、政治に振り回された1年でしたなぁ。今年一年をどう締めくくるか、市場の分析もしながら考えたいと思います。冴えない相場でも、最後まで油断せずに着実に利益を上げていきたいところです。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

海外投資家は米国株の好調や米国債の高金利によって、日本市場から徐々に引き上げているかもしれませんな。12月6日に発表された米雇用統計も市場予想を上回る非常に強い数字でしたので、米国の勢いはまだまだこれからという感じがします。

日本の景気も悪いわけではありませんが、正直なところ米国のような勢いは感じられません。年末から来年にかけて石破政権がどうなるのか。また、日本の金利も時間をかけてじわじわと上がっておりますので、中長期的に日本の景気や個人消費がどうなるのか注視する必要があります。

少し気になる点は、東証の投資部門別売買状況によると、11月の第3週・第4週と二市場合計では確かに海外投資家は売り越しとなっているものの、スタンダード市場及びグロース市場を見ると海外投資家は買い越しているようです。そうなると大型バリュー株から成長性の高く値動きの良いグロースや中小型へマネーが流れているかもしれません。

スタンダード・グロース市場にも時価総額の大きな銘柄はあるので、一概に中小型株が買われているとは言い切れないとしても、市場のどこに勝機があるのか常に探し続ける姿勢は投資家に必要な要素ですねぇ。上昇トレンドでありながら、まだ過熱感のない業績期待も高い銘柄があれば積極的に値幅を狙っていきたいもんですねぇ。

10月11日発表の決算で8期連続の最高益更新となったアイドマHD<7373>は、25年8月期も最高益更新となる見通しです。チャート(日足)は11月下旬からじわじわと下値を切り上げてきました。経営支援事業などを展開する同社は、DX関連としての思惑があります。

地熱発電関連として思惑のある第一実業<8059>は、長期の週足チャートでじわじわと上昇トレンドを形成しております。機械商社の同社はエネルギーや自動車、ヘルスケア分野まで多岐にわたり業績も好調です。直近の決算では増配も発表しており、25年3月期の経常利益は最高益予想となっております。

可変抵抗器メーカーの東京コスモス電機<6772>は、アクティビストとして知られるSwiss-Asia Financial Servicesの買いが入っている事から思惑買いを呼んでいるようです。直近の業績は減益でも配当は増配傾向であり、今後どうなるか注視しております。

AI、データセンター、量子コンピュータ関連で思惑のあるフィックスターズ<3687>は、25年9月期も過去最高益を更新する見通しです。チャート(日足)は下落基調から切り返すと、25日線・75日線を上回っております。スーパーコンピュータ「富岳」関連でも高い実績を持つ同社の技術力は申し分なく、市場を沸かせる材料が出るのか監視中です。

金属放電加工とアルミ押出用金型で国内首位の放電精密加工研究所<6469>は、三菱重工業<7011>と資本業務提携をしている隠れた防衛関連としてチェックしております。底値圏から上放れして、上昇トレンドを形成できるか注視です。

最後はAIを活用したソリューションを提供するヘッドウォータース<4011>です。11月28日にBTM<5247>と戦略的な資本・業務提携に加えて、1株を2株へ株式分割を発表すると急動意しました。12月2日には、車載エッジAIエージェントを第一弾とした自動車業界向け生成AIサービスの強化を発表するなど材料性が豊富ですな。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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