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後場コメント No.1 BEENOS、マネックスG、スターマイカHD、大黒屋、サイフューズ、マイクロ波化

Trader's Web ·  12/19 14:31

★12:30  BEENOS-売買停止 LINEヤフーが同社買収 500億円でTOB=日経

BEENOS<3328.T>が売買停止。日本経済新聞電子版は19日11時30分に、LINEヤフー<4689.T>が越境電子商取引(EC)大手の同社を買収すると報じた。

記事によれば、2025年2月にもTOB(株式公開買い付け)を始め、全株式を取得して完全子会社にするという。買収額は500億円程度になる見通し。同社のネットワークを通じて海外販路を開拓し、EC事業の底上げにつなげるとしている。

東京証券取引は、公開買付に関する報道の真偽などの確認のために、11時54分から同社株の売買を停止している。

★12:30  マネックスG-MSMUFGが目標株価を引き上げ CoincheckのNASDAQ上場による影響を業績予想に反映

マネックスグループ<8698.T>が軟調。モルガン・スタンレーMUFG証券では、CoincheckのNASDAQ上場による影響を業績予想に反映。投資判断は「Equal-weight」を継続し、目標株価を740円から1380円に引き上げた。

モルガン・スタンレーでは、短期的な業績・株価アップサイドをもたらすのはクリプト事業と指摘。暗号資産市場の回復は追い風とみている。一方で暗号資産市場動向によってマネックスグループ株が大きく変動するリスクもあると指摘。強気に転じるにはCoincheckの事業拡大やマネックス証券/NTTドコモの協業成果の確認が必要とみている。

★12:30  スターマイカ-後場買い気配 前期経常益を上方修正 中計目標も一部見直し検討

スター・マイカ・ホールディングス<2975.T>が後場買い気配。同社は19日12時、24.11期通期の連結経常利益予想を従来の41.0億円から46.1億円(前の期比17.5%増)に上方修正すると発表した。

都市部におけるオーナーチェンジ物件(賃借人が居住中の物件)を主軸とした物件購入や、規律ある在庫管理を強化することで、収益性と効率性を意識した経営管理を推進した。この結果、従来予想を上回る見通し。中期経営計画の数値目標についても、一部の見直しを検討するとしている。

★12:31  大黒屋HD-3日続伸 メルカリと新サービス「買取リクエスト」開始

大黒屋ホールディングス<6993.T>が3日続伸。同社は19日11時30分、メルカリ<4385.T>との業務提携に基づく新サービス「買取リクエスト」を開始すると発表した。

一般ユーザーがフリマアプリ「メルカリ」に出品したブランド品などに対して、大黒屋の査定金額による「買取リクエスト」がメルカリから送付される。出品者は提示された査定金額による買い取りをメルカリに申し込むことができ、通常の取引と同じような方法で商品を発送し、メルカリに売却することができるとしている。

★12:33  サイフューズ-後場上げ幅拡大 SCREENと細胞・組織の品質評価に関する新技術のイノベーション実現

サイフューズ<4892.T>が後場上げ幅拡大。同社は19日11時30分、SCREENホールディングス<7735.T>と、再生・細胞医療分野において製品・サービスの実用化をめざし、両社それぞれのテクノロジーを融合することで、方法論が限られていた細胞製品の品質管理を刷新する新技術のイノベーションを実現したと発表した。

同技術は、SCREENの高度な光学技術(OCT技術)を搭載した細胞断層撮像システム「Cell3iMager Estier」を用いることで、同社が展開している「ヒト3Dミニ肝臓」のような立体的に培養した細胞や組織「3D細胞製品」を安定した品質で提供することを可能にする革新的な技術だという。

両社は、今回の連携の成果を踏まえ、同社が同分野で進めているヒト臓器の機能を体外で再現する「機能性細胞デバイス(Functional Cellular Device:FCD)」の製品ラインアップの拡大と、SCREENが細胞イメージング分野において進めている、ディープラーニングを活用したラベルフリー自動解析・計測技術のさらなる発展をめざすとしている。

★12:38  マイクロ波化学-10日続落 東大が採択された「海底鉱物資源の製錬方法の開発」へ参画

マイクロ波化学<9227.T>が変わらず挟み10日続落。同社は19日、2024年8月に東京都の「GX関連産業創出へ向けた早期社会実装化支援事業」に採択された、東京大学が取り組む「海底鉱物資源の製錬方法の開発」に参画すると発表した。

同社は、自社で構築したマイクロ波技術を活用した金属製錬および鉱山プロセスへのマイクロ波技術プラットフォーム(Green Mining-MX)を用い、南鳥島沖マンガンノジュール鉱石の煆焼(かしょう)試験を実施するとしている。

なお、株価への好影響は限定的となっている。

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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