2024年12月17日
SBIレオスひふみ株式会社
SBIレオスひふみ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:藤野 英人、以下「当社」)とスコラ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:竹谷祐哉、以下「スコラ」)は、共同で合弁会社「フィナップ株式会社」(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田村 啓樹、以下「フィナップ」)を2024年11月22日に設立したことをお知らせいたします。
フィナップは、2025年春ごろを目途にオンライン上での金融・経済・投資教育事業を展開していきます。
■設立背景
長らく続いた「デフレ経済」から脱却しインフレが定常化しつつあるなか、「資産を守る」ためにも預貯金だけではなく投資という選択肢の重要性が増しています。「新NISA」の開始により投資に対する関心が高まる一方、関心があっても知識の不足やそこからくる不安を理由として投資に対して一歩を踏み出せないという方が少なからずいらっしゃいます。そうした中、金融・経済・投資教育の必要性が訴えられるようになったものの、その広がりは十分ではありません。
また、投資に対する関心が高まるにつれて、SNS型投資詐欺などを中心に投資詐欺の被害が急増しているという実態があり、実際にSNS上では当社代表の藤野の偽アカウントも数多く確認されています。こうしたことが横行している背景のひとつには、金融リテラシーの不足に加えて、正当性のある発信者が持続可能な事業として情報発信を行っておらず、空白が生じていることがあると考えています。
※警視庁『令和6年10月末におけるSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について』よりフィナップが作成。令和5年、令和6年ともに1月~10月の期間で集計
こうした状況もふまえ、フィナップの設立によって広く金融・経済・投資教育を提供することで、ファイナンシャル・インクルージョンの達成に資することを目指しております。
■フィナップ株式会社について
・事業内容
フィナップは、オンライン上での金融・経済・投資教育事業を展開していきます。お金に関する知識のニーズは個人によって異なることから、多様ニーズにフィットするような形で知識を提供できるようユニバーシティ形式を想定しています。
また、世の中を見渡すとSNS等で簡単に金融・経済・投資に関する情報が手に入るようになった一方で、誤った情報や詐欺による被害も多いといった問題もあります。私たちはこれまで金融や経済、投資に触れてこなかった方々でも安心して学ぶことができる場を提供することを目指します。
・社名の由来
「Financial literacy」と「update」の頭文字からフィナップ(Finup)と名付けました。
インフレの定着や働き方・キャリア観など社会が大きく変化するなか、単に金融リテラシーを高めるだけではなく、時代にあわせてアップデートすることが求められていると考えています。
ロゴマークは羅針盤の針と感嘆符(!)をモチーフとし、金融リテラシーをアップデートすることで変化する社会を生きる道を指し示すという想いとともに、学ぶことの驚きや喜びを表現しています。
名称 | フィナップ株式会社 |
所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目11番1号 |
事業内容 | オンライン上での金融・経済・投資に関する教育事業 |
代表者 | 代表取締役社長 田村 啓樹 |
資本金 | 5百万円 |
設立年月日 | 2024年11月22日 |
出資比率 | SBIレオスひふみ株式会社:51% スコラ株式会社:49% |
■今後の展開
フィナップは2025年春ごろを目途にオンラインで受講可能な、当社代表の藤野が学長を務める金融・経済・投資教育の講座を開講予定です。経済や金融、投資についての基本的な教養や精神を学ぶ「レオス ベーシック スクール」に加え、お客様それぞれの学習ニーズにあったコースを選択して受講いただける形式を予定しており、コースについては今後も順次追加していく予定です。
■SBIレオスひふみ株式会社について■
SBIレオスひふみ(証券コード:165A)は2003年に創業した資産運用会社レオス・キャピタルワークスの持株会社として2024年4月1日に設立されました。私たちは、ファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)により金融サービスの恩恵を全ての人々が享受できる社会の実現に向け、様々な金融サービス、フィンテック等の力を結集する事を行ない「投資の魅力を隅々までお届けする」ことを目指しています。グループ会社のレオス・キャピタルワークスが投資信託ひふみシリーズをはじめとする「投資信託委託業務」と「投資顧問業務」を、レオス・キャピタルパートナーズ株式会社がベンチャー投資事業を行なっています。